2009年05月06日
またまたFNM
最近は、ひとつのアルバムを繰り返し繰り返し聴くということが
なくなってきていて、年のせいですかねぇ。
実際自分がオッサンになるとさー、
この「年のせいで」っていうのが
あらゆる事の言い訳として使えるので便利だな。
若い頃は、自分の若いのがヤだった。
というか、自分に若さは似合わんなー、と思っていたんだが、
実際オッサンになると、オッサンとしての自分がしっくり来ない。
今までなんの実績も積み上げてこなかったので。
肉体に精神がついてきてないのよ。
こんなあいまいなまま…
あいまいなままで…
俺は私は…
きゃは☆
そんなこんなで、近頃よく聴いてるアルバムはー、
でろーん!(効果音)
FAITH NO MOREの
king for a Day, Fool for a Lifetimeでーす。
またかよ!
これもイイですよ。
本作から、一番のメタル要員だったギターの人が
いなくなっちゃったので、
もう、ジャンル的にますますわけわかんなくなってます。
それじゃ、さぞやとっちらかった、散漫な作品なのかというと、
これがさにあらずでありまして、
それはなんでかっていうと、
一曲一曲にハマった演奏をメンバーがカマしてくれるからなんではないか?
「試しに○○風にやってみました~☆」
という様な甘えは微塵もなく、
きっちり曲の世界を構築している。
その演奏力。
その本気度。
…ほんっとに気持ちの悪いバンドです。
個人的には、本作でギターを弾いてる
Mr.Bungleの人が、小憎らしいほどに
TPOに合わせた奏法を披露していて、
どの曲も味わい深い。
もちろんマイク・パットンの変態ボーカルも絶好調。
あの男前でド変態というのが、ずるいなー。
あとベースの人がスラップ弾かなくなっちゃったのが、
ちと残念です。
とにかく聴いて損はないと保証しますので、機会があればどうぞ。
…
…
…
…とか何とか言ってたら、再結成かよ!
マジか!!
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