朝のひと仕事を終えて、シャロムは4日間の休日へ。
今日は太陽の光ばかり追っていた、写真を撮りながら。
なんて美しい佇まいの庭だろう。
天気は刻一刻と変わり、透き通る光は胸を打つ。
ここに在ることをほんとうにうれしく思う。
天からのお祝いのよう。
庭へ出て、朝露をふくんだ大根と白菜を収穫。
冬を前にいよいよ瑞々しい野菜たち、精気をたっぷりと吸い込んだ
大地の恵みをありがたくいただきます。
朝食はめずらしく陽のたっぷりと射しこむホールで。
まきちゃんが教えてくれた歌(振りつき)。
「太陽と 大地と 海の 恵みに 感謝して いただきます」
今日は、朝食のときと、大カエデを見ながらのおやつのときと、
2度みんなでうたった(しつこいようだが、振りつき)。
人に与えるということ、人と分かち合うということ。
大人になって失いかけたものを、ここで取り戻しているような
そんな気持ちがしています。
明日は諏訪に帰ろうと思っていたけれど、休みのシャロムで
これからをゆっくり考えたり、本を読んだりするにはちょうどいいかもしれない。
もう一日、帰るのを延期してみようかと考え始めている。
小さなこと、確かなこと、今できること。
穏やかな日ばかりではないが、自然のこまやかなリズムを感じながら
暮らすことのできる人でありたい。