まきちゃんはゆうべのうちに、さくらちゃんは今朝、それぞれ帰ったので
朝起きたらさみしくてたまらないってきもちになって、朝からうだうだした。
もちろん、そのうちにまたすぐ会えるもんね~、とか、夕方になれば
じゅんきちゃんが来るもんね~、なんて言ってけろっとするんだけど、
あまりにあっという間で信じたくないような気持ちだった。
昇仙峡へ。
このメンバーでロープウェイに乗るなんて意外だとか言いながらぐんぐん
登って、降りたとこではめ込みの写真(なんていうの?)撮って、
ポーズをとろうとしたサッキーが上を見上げたら、
「あ、虹だ!」って最初冗談かと思ったけど、雨も降ってないのにほんとうに虹が出ていた。
空のプリズムだなあ、すごくきれいでうれしかった。
上に行ったらやっぱり展望台からどんどん登っていきたくなり、
サッキーはうれしくておさるさんと小学生のin-betweenな感じで走っていってしまうが
(そしてそれはシャロムのナイトウォーキングのときの葉月ちゃんにそっくりだった)
私はといえばどうも二日酔いで空腹なので、くらくらしていて、
あと2岩くらいってとこで、岩の上に腰掛けてみんなを待つ。
ひとりぽかんと岩に座って、ものすごい山並みを見ていたら涙が出そうだった。
それから、崖のへり…というか、もはや崖のほとんど落ちてもおかしくない位置に
サッキーが立っているのを見て、ほんとうにほんとうに泣きそうになるくらいに恐かった。
自分が一歩も動いてないのに、彼が動くたびに落ちたらどうしようと思って
最近でいちばん恐かったと思う。自分じゃないのに!
天然酵母のパン屋さんに寄ったり、それを車のなかでつまんだり、山に水を汲みに行ったり、
それから駅までなかじ~と歩いてじゅんきちゃんを迎えに行く。
じゅんきちゃんとだったらいつまででもしゃべり続けてられる自信がある…
さっそく、ずーっとずーっとしゃべり続けて。
夜はなかじ~とじゅんきちゃんと川の字でロフトで寝袋で寝た。
ロフトっていうのと、寝袋っていうのがお泊り感をさらに助長しててすてきでした。
なんていうか、子どもみたいなことが嬉しいっていう感じ。