February 05, 2008

どうせ待つのは苦手である

新しい仕事の面接へ。
すごく久しぶりにスーツ着た。ヒールのある靴もご無沙汰。
もはやちゃんと(?)しゃべれない自分。すぐふざけるっていうか
力抜けすぎなような気がする。
でもなんだか仕事となるとつねに熱い、そんな自分がちょっとあつくるしいと
まえまえから思ってたので、願わくばこんな感じのままで働こう…
(厳密に言えば、メリハリをつければいいってことだけど)

終わって、ハーバルノート(またよもぎスプレーを買うため)に寄ったら、
現金の手持ちがないことに気がつき、カードも使えないというので
お昼食べてからまた来るね、と言って、半分山を下り、出直した。
おかげで梅蔵ランチ。ひとりで来ても落ち着けていい店だ。
宮沢賢治を読みふける。「なめとこ山の熊」と農学校の豚の話を読んで
くっと泣きそうになる。

夜は、昨日くるみにカラマツストーブが入ったので、見に行く。
ストーブの足のデザインがちょっと変わった新バージョンで、
ダックスフントというか、もはや「豚」という言葉がピッタリのような、
愛嬌のあるストーブになってきました。

あっちゃんとイマイくんも来たので、そのままお茶飲みつつおしゃべりをして、
日付が変わったので帰ってきた。

この間仕込んだ自家製酵母でパンを焼いたら、ものすごくかちかちこちんで驚いた。
味はおいしいのだが、見た目もおいしそうなのだが、とにかく硬い。
食べると、みしみし言う。
カフェ&スイーツ(雑誌)にシャロムの石釜パンのが載った号が発売されてて、
惜しげもなくまみさんのおいしそうなパンたちの写真が載ってて、
どうしてこんなに天と地のできあがりの差なのだ(あたりまえでしょう、プロだから…)と
思う。

彼氏に報告すると冷静に「待つことができないもんね、あなたは」と言われた。
待ったつもりだが、反論するとめんどくさいなー、と思ってえへへと笑ってごまかした。
彼の批判はいつでも的を得ていて、しかもしごく冷静にそれを言うので
(そして英語って日本語よりどうしても直裁な感じになるので)
ぺしゃんこにへこんだものだが、最近はほとんど聞いてないと言われるほど
笑って流して真剣に聞かない私だ。いろんなものを少しずつ越えている…
思えばうちの母ってこんな感じ。

それで、石のようなパンのその原因がわからないので
くるみに行ったときにあっちゃんに聞こうと思ってたのに
あっちゃんに何かを聞こうとしたが、何を聞こうとしたのか思い出せない、ハテ?と
いうていたらくで、あげくくるみを後にした瞬間にそのことを思い出した。
硬いパンのことを思いつつ、道路がこれまたこれでもかと、かちかちこちんなので
冬って硬いなあ…ととめどなく思いながら運転す。寒くて、肩も凝る。

週末金沢に行くことにしたが、旅行って、行こうと思いついた最初のとこは
すごくわくわくするが、しばらくたつとああめんどくさいなあと芯から思う。
それも行く直前まで。なんだかんだで出発すれば、ああ来てよかった!と
思うけど、あの直前までのめんどくささ、おもくるしさはなんなのだろう。

「放浪記」読了。愛すべき芙美子さん。

投稿者 chaco : February 5, 2008 12:00 AM
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