温泉に行く途中で20リットルの水タンクを買って、温泉のあと隣のスタンドで
水を汲んでいく。お菓子を作る用の大きめの深いボウルが実家にないので、
それもふたつほど衝動買い。ホームセンターによくある安いのでなくて、
厚みのあるステンレスのすっとしたデザインのもの。
値ははったが、こういうものにすごく弱いのだ。
夕方クランベリーとくるみのケーキを焼いて、紅茶のクッキーを仕込む。
クランベリーを赤ワインで煮たのですてきな匂いがキッチンに立ち込めて
白い琺瑯びきのお鍋に深く赤いベリー、その生々しく美しい様子をほうと見ていたら
なんだかわけもなくちょっと悲しくなった。気がつくとずっと何か考えている。
プラン、とかいうわけでなく、もくもくと、静かに。気はあまり晴れない。
夜は会社員時代の上司とお食事。
Iさん、最近水に凝り始めたとかで、
やっぱり20リットルの水タンクを2つも買ったそうだ。
久しぶりに諏訪湖沿いの一軒家のフレンチ。
金目鯛のポワレ、おいしゅうございました。
身のとろっとした甘さと、皮のぱりっとしたところ。
焼いたケーキをまだ暖かいうちにてきとうに切り分けて持って行ったので
すごい見た目になってて、もうしわけなかったと思う。
湯たんぽの大きいのを買ったので、今日からこれを使おう。
昔ながらの湯たんぽのカバーってなんでみんな赤いんだろう。
赤=暖?
毛糸で湯たんぽカバーを編もうと思う。
…ああ、でも違うんだ。何かが足りない。
3日くらい寝ていて目が覚めたら世界が変わってたらいいなあ…
…なんてことを思うのは生まれてこのかたはじめてだ!
そんなこと、あるわけないんだけどさ!
振り回されてることが実はたったの一点というのも、これまたわずらわしくなさけない。