大根葉と、かぶの葉でふりかけ作り。
塩でさっとゆでたのをオーブンでからからになるまで、、、
シネマちゃんに教わったように。
シネマちゃんってとても魅力的なお嬢さんで、忘れがたい人だ。
(思えばデコさんのお子さんてみんなチャーミングだけれども)
彼女のメールの文章とかも独特に魅力的で大好き。
またいつかともに時間が過ごせるといいなあ。
紅茶のクッキーをさっと焼きながら、畑に何を植えようかノートに書きながら考える。
いちばん好きな野菜って考えたときに、れんこんって私の大層好きな野菜なのだが、
このへんで作ってるってのを聞いたことがないから、分寒すぎて無理だろう。
藍の生葉染めの毛糸でネックウォーマーをもうひとつ、編み始めたが、
指が荒れているのでしている手袋がうすあわく青く染まっていく。
青はいい色なのか、どうか…。
昨年は青い持ち物がふといろいろと私のところから離れていった。
ちょっとびっくりした知らせがあったので、そのことがぐうっとのしかかり考えてしまう。
人も場所も何もかも変わらないではいられないが、それでも人々の心のなかに残るものや
互いに通じていたことや何かこそが尊いのだと思う。
人生において、結局そういうことしか積み重ねられないと思う。
お金も家も何も、墓へは持っていけないのだ。
そのことが気持ちを明るく照らす。
そしてまたいつでも、始められるくらいにはまだじゅうぶんに若い私たちだ。
ひとつのドアが閉じたということは、もうひとつのドアが開いているということ。
それから、病院がいやでいやでぱっぱと退院してきてしまったばあちゃん。
具合は相変わらず悪そうだが、病院行こうかと提案すると断固としていやだと言い張っている。
まわりは大変そうだが、そんなばあちゃんはなかなかいいと思う。
夜はよもぎと大根葉をお風呂に入れてすごくあったまったのでいい気分だ。
まとまらない小さな考え事をいろいろしながら、ゆっくりと1時間ほど浸かった。
今年はほんとうにきんきんに寒い冬だ。掛け布団をもう1枚追加した。