今日は郭公の「冬ごもりおばあの会」へ。
おばあ見習いだ。
かわいいおばあたちに囲まれ気ままにおしゃべりしながら
編み物をしたり小さな機織り機で織物をするのを眺めたり、
頭がちょっとじりじりするくらい午後の日差しがたっぷり入る部屋で
ほんとうに心地良かった。
かぼちゃの種を剥かないまま炒っておいて、煎じるとおいしいお茶になると教わった。
こうばしくて、おいしい…
紡ぎをやってみたいと言うと、帰りに羊の原毛を袋いっぱいに持たされる。
とてもとても羊くさくてべとっとしているが、果たして冬の間に紡ぐところまでいけるだろうか…
ひさえさんがもっと大きな袋ごと渡そうとするので、
「こんなにあったらもうプレッシャーでもう来週から来れないかも…」と
つぶやき、半分にしてもらった。
紡ぎとか染めとかフェルトとか、やったことないけれどおもしろそうなことがてんこもりだ。
少しずつチャレンジしてみよう。
帰りに山裾をぐるぐるして、また温泉に寄って帰宅。
いつも入る温泉はたくさんのカラマツに囲まれてて、カラマツの向こうに
夕日がぱあっと広がっていて超きれいだった。
日が随分長くなってきたわ。
夜はこれでもかというほどの根菜づくし。
葉野菜がなかったので、そうなったという感じだけど。
里芋を皮ごと蒸してから剥くとつるんと剥けてきもちがよい。
これを半分に切って味噌だれとチーズをのせて焼いたらすごくおいしかった。
あと薄味の大根の煮物と、かぶの味噌汁と、ごぼうとにんじんのきんぴら。
根菜、根菜、根菜。
気持ちまでどしっとする感じだ。食べ物で体調が変化するのはもちろんだが
心持にも影響する気がする。
食べ終わってからえいっとserenoへ。
寒いのででかけるときはえいっという感じ。
星がきれいな夜でした。満月、近し。
一見間延びしたような日々というか、人から見たらきっとそう見えるんだろうなあと
思うが、実はどんどんいろんなことがやってきて、助走期間というか、
春に向けて地ならしっていう感じだ。
時間をかけてやっと過去に自分に起きたことや選んできたことの意味とかを整理しているし
そういう時間が持てたことが単純にありがたいなあと思う。
日記読んでるとほんとによさそうなとこだよねえ。
遊びいきたーい!
私も春には山暮らし始めます。
こっち方面に来る機会があれ遊びにきてね。
お久しぶり。
ゆっくり助走期間を過ごされているみたいでなにより。
僕は会社設立してしまったがためにどたばたの波に飲まれそうで怖いです。でもまだまだのんびりモード♪
また機会があれば海士町にもぜひ。
Posted by: べっく : February 21, 2008 01:55 PM