March 24, 2008

イカと甘夏。ビルマの象たち。

富山までイカ釣りの週末。

満月だったので、黄金いろの月光…
ひとばんじゅう浴びて、、、しずかな海面にも黄色が
キラキラ反射して強く輝いて、何もかもが月の光に浸されて…
すてき。

朝、海にすうっと沈んでいくような月と、
かわりに背面から朝陽が昇っていく様も
なんていうか、色っぽい景色でした。
陰と陽だね。とおもった。

満月のエナジーをたっぷり吸収…
(で、食欲もまた増大…?)

土曜の夜は小淵沢、P-HAPPYへ。
トマホーク2周年、おめでとう!
2周年のお祝いに、、、イカでした。

イカ、、、
刺身や沖漬けや、地獄焼きや、イカリングや
ピーマンとトマトとさっと炒めてカレー粉をちょっと振ったのや、
さっと茹でたのや、いろいろと。おいしかった。
かみしめて…自分で獲ったからね、、、ありがたい。

伊豆の甘夏が届いたので
せっせとジャムを煮る、2キロ。
今回は、種もさらしにくるんで一緒に煮て、袋もみじんにしたのを
すべて入れて、捨てるところのほんとうにないジャムを。
皮が苦めの、好きな味に仕上がった。満足。

実を袋から出しながら、テレビを見ていたら、
象を林業に使っているビルマ(ミャンマー)のカレン族(と思う)の
ドキュメンタリーがちらっとやっていて、それがもうすごく、よかった。

象を使って、伐採した木を谷底へ落とす→乾季に皮が干上がったら
トラックで谷に入って木を回収、っていうスタイルらしいんだけど、、、

象は人間といっしょに暮らしているわけではなくて、
夕方仕事が終わると森に帰っていく。

象つかいの人は翌朝4時半には森へでて、足跡を頼りに象を探す。
やっと見つかって仕事を始めるのは8時とかなんだけど、
それが当たり前で、象を人間の場所へ連れてきて餌を与え
飼いならして繁殖させて、、、っていうその動物の生を奪うサイクルがなく、
共存している稀有な例だと思った。

象遣いの人と、パートナーとなる象は幼少からともに育つんだそうだ。
いっしょに水浴びをする風景や、引退した象に手ずから餌をあげるシーンが
映されていた。(普通は餌はあげないらしい。引退して年老いた象や、
病気の場合だけ、食べるものを人間が用意して、森に届けに行っていた)

これを今朝Yさんに話したら、象と人間ってだいたい成長のスピードが同じなんだって。
そこの象も10歳くらいまでに小学校程度の簡単な知識を身につけて、とか
20代の半ばで本格的な労働に従事して、
30-40代は働き盛り!とか、60歳越えて引退するのとか、
なんか人間とほんとうに一緒で。

すごくフェアに感じたので、感激しちゃった…
ビルマの人は経験な仏教徒だから、そういうこととも関係しているのだろうけど、
すばらしいことだ。


投稿者 chaco : March 24, 2008 01:03 PM
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