今日は花苑のみんなでしゃくなげの仕入れに、嬬恋へ。
山々山、みんなしゃくなげ…。(+つつじ)
しゃくなげって、大きくなるのにほんとうにほんとうに、時間がかかるんだそうです。
オイラの手のひらくらいの高さのぼっちゃんが、それでも10年とかなんです。
人間は朝から晩までくるくる気分を変えたり移動したり、忙しいですけれど。
ああ、暦が違うなあ、植物って。
花にはまだ少し早かったが、キバナ(黄花)シャクナゲのみどりがかった
やわらかい物腰の花を少しと、
ヒメエゾムラサキの紫の花弁、かわいかった!
種から育てると、隣同士でも微妙に色が違ってたりして、
あっちがすてきだの、こっちがかっこいいだの、いろいろ言いながら
ゆっくりゆっくり畑を見て回った。
シャクナゲの葉っぱの裏はふかふかした毛がはえててかわいい。
何かに似てるな~、この手触り…と思っていたが、あれはそら豆!
蓼科あたりのシャクナゲはハクサンシャクナゲといって、このふかふか毛は
ついてない種類だそう。
お昼は畑のわきで、そのあと松の木の下でちょっとごろごろしたりもして、
すっかり日に焼けて帰ってきた。ちっとも気がつかなかったけど、
渋沢温泉で、顔をこすったらひりひりしたので。
帰ってきたら笹原はちょっと寒かったけど、夕日がきれいで、
そしてついに待望の雨情しだれが咲き始めました!
ホントウ~~~に!きれいだ!
花びらの一枚一枚にすうっとした濃淡があって、なんともいえない美しさ…。
ずっとこれを待ってたんだよね…うれしいなあ。
もうすぐ、お花見です。