祖母の49日で本家に集まる。
読経の間に坊さんがちーん、と鳴らすと、三歳になるいとこのこどもが
「ほう!」
と合いの手を入れるので笑った。
「ちーん」「ほう!」「ちーん」「ほう!」
…いつまでもやっているので笑いを堪えるのがたいへんだった。
坊さんの帰った後は木魚をごきげんで叩きまくり、始終楽しそうだった。
よかったねぇ。
久しぶりに墓に行って、祖父や曾祖父の骨を骨壷から布の袋に移したりして整え
て、それからばあちゃんの骨壷を新たに納めた。
そうか…今の墓って死んでも土に還らないんだな…。
帰り際に同じ霊園内の父母の墓地の位置を確認したら
「墓石は生きてるうちは縁起でもないから作らない。死んだらよろしく頼むな!」
などと父が言い出すので、
「まだ(嫁に)いくのを諦めたわけじゃ…」
などと言ってはみたが、せいぜい長生きしていただきたい。
夕方、薪ステーション開きの設営を手伝いに行ったが、
プロジェクターが思ったより暗く心配…。
曇だといいなあと思うが、カラマツストーブ営業のYさんがスーパー晴れ男なので
無理だろう。
夜は諏訪の森のフードの打ち合わせをくるみで。
くるみパパに会うたびに
「茶子ちゃんまた丸くなったね」
と言われる。その通りなのでなんとも言えない。
今回私の書いた文章を、とむが手書きでレイアウトしてくれたのが、
すごくいい感じで仕上がってきて、伝えたいことがより伝わるような、
すっとしたいい気持ちになってうれしかった。
おかげでずっと前向きな気持ちになれて、ありがたい。
心をこめて料理することに専念したい。