朝ごはん食べて、ばたばたと十和田へ。
菊川さんたちともお別れ。
別れはさみしいが、みんなどこかでつながってる、大丈夫。と思う。
道が間違っていたので、電話したらヤス子さんが迎えに来てくれた。
やさしいかわいいおばちゃんだ。
ヤス子さんはラプソディーにも出てくる、無農薬でお米を作り続けている
お米農家さんだ。
核燃のことが決まったとき、心配で心配で、勇気を出してお客さんに
アンケートを取ったら、すぐにでも納入をストップしてくれという人もいて、
悔しくて涙が出たそうだ。
着いてすぐに畑へ。
土鍋カフェ楽ちゃんのやっちゃんがちょうど帰るとこで少しだけ話をして別れる。
ヤス子さんは、今年から自然農に切り替えたということで、
みんなで草を刈り倒す。
まきちゃんたちと畑やるのも久しぶり。
じきに遅めの昼になったので、母屋でみんなで味噌汁を作って食べながら
ヤス子さんとおしゃべりする。
なんだか話してて泣けて。
なんだかヤス子さんのことはちゃんと文章にできないんだけど。。。
人のつながりが宝なの。ってヤス子さんが言う。
反対運動の先頭に立って映画にも出たことで有名になり、
文字通り殺されるんじゃないかという厳しさのなかやってきたんだ。
でもヤス子さんはどこまでもかわゆく明るく温かく、すてきなお母さんで女の人で。
畑へ戻ってみんなでおしゃべりしつつ豆の苗を植えた。
話題はみんな関心ある農業のこと、自然農のこと。
ヤス子さん、ずっと農業やってきていていろいろ知ってるのに、
ちっともえらぶることなく
「へぇ~そうなんだね。あたしもやってみよう。勉強になるねぇ」
なんて言ってにこにこしている。
ある程度の年齢以上の人にとってはとりわけ、今までのやり方をやめて
新しいやり方を取り入れるっていうのは随分しんどいことだと思う。
今までの自分の生き方や価値観の洗い直しだし、ある意味で自己否定だから。
昨年日帰りで川口さんのところへ行って話を聞いてきたという
パワフルなヤス子さん。畑がこれからどう変わっていくか、楽しみだなあ。
そうこうするうちにみんなに愛隊の地球村川AKOちゃん、畑に登場。
AKOちゃんは夕ごはんになると庭先であかざをたんまり摘んできてくれて、
それをさっと炒めたり、塔だったほうれん草で汁を作ったり、
そういうことすべてが自然で、うれしいごはんだった。
(ついでに言うと、今回東北の旅は全て菜食で、
地で採れた野菜やお米や豆味噌やらがめちゃくちゃおいしかったハッピーな旅でした)
ちなみにシャロムでまきちゃんが教えてくれたいただきますの歌
(大好き!)は、このAKOちゃんが始めたんだって。
長いけど…と言いつつ、AKOちゃんが新しく考えたいただきますを教えてくれたの
で、みんなでいただきますして、それからごはんを食べた。
AKOちゃんのいただきます。
日記に書いておくからみんなもだいじな人とやってみてちょ。
やったらすごくいいけど、長いからやらないとしても、口に出して唱えながら
一度読んでみて欲しいな。
(26日の日記にUPだよ)
その日はAKOちゃんナイトだった。
紙芝居もいくつもやってもらって、いっぱいいっぱい、いいことばかり教えてもらった。
みんな違ってあたり前。
異なる意見を受け止めるということ。
そのための言葉だからAKOちゃんの喋る言葉は地球語でした。
あたしも理解すること、伝えること、、、あきらめない。
ヤス子さん、AKOちゃんどうもありがとう。
会えてほんとうによかったです。