夕日を含む笹原の景色がすでに秋っぽい…と思ったけど、稲の穂がもはや黄色で
、だから余計に秋っぽく感じるのかな。
ほんとうにここの夏って、1ヶ月ないみたいだ。
もはや半袖では寒いのでパーカー羽織ったりして。畑はタカキビがぐーんぐん背
を伸ばして穂がついた。白菜の赤ちゃんたちがこちょこちょ芽を出したり虫に喰
われたり。生きたり淘汰されたりひとつ畝の上にもドラマ。種から育てたトマト
はこれ以上ないくらいゆっくりゆっくり育って、やっと青い実がくりくりっとき
れいに並んでいる。それがなんだかほんとうに美しくて、うれしかった。相変わ
らず鹿やムジナがいろいろむしゃむしゃ食べているようだけど、畑に立つのは幸
せ。
夕方詩織ちゃんとお醤油の味見をしたら丸い甘み旨味がかなり出てきてた。お付
き合いが長くなってきて変化を見ていると愛着がわくのって、人間みたいだなあ
。