今朝つちのこみたいな、ころころしたへんちくりんな蛇が数匹部屋のなかに入ってしまい
遊んだり出産したり(…)している夢を見た。やりたい放題だ、こいつら…と
思いながら蛇をよけつつ着替えをしていた私。しかも部屋の外を見ると大家のばあちゃんが
すごい派手な化粧をしていて、さらに初雪が降っている、という夢だった。ああ…。
仕事場を高校時代の恩師K先生が尋ねてくれたので、ぽかぽかのハウスの中に椅子を並べて
いろいろおしゃべりした。夏に地元紙の特集記事(「農業に向かう若者たち」っていうやつ)に
掲載されたので、それを見て来てくれたらしい。聞けばご自宅はかなり近くて、
それに囲碁が好きな先生は、うちの近所のおじちゃんと囲碁仲間なので
このへんはよく来ているらしいのだ。
先生は本を読むときにがんがん線を引き書き込みするのだが、私が卒業するときに、
線のいっぱい引かれた、書き込みだらけのジョセフ・キャンベルの「神話の力」をくれた。
先生の字は達筆すぎて読めないことで有名だったので、書き込みは全く読めなかったが、
なんでここに線なんだろう…と思いつつ何度も読んだ。
好いた人が自分が読んでいた本をくれるってうれしいものだ。
もう先生はあの当時からそうだけど、だいたい何を言ってるのかよくわからんくらい
マイペースにしゃべる人で、でもなんかおもしろいので生徒には人気があったほうと思う。
いいかげんさがかなり「いい加減」なとこも長老らしく。
そんな先生となぜか言葉がばっちり通じてしまうので、同じく先生の教え子のちよちゃんと
帰郷のたびに3人でお茶をしたのも楽しい思い出。
先生が定年退職してからは自然と会わなくなって、何年も経っていたので、会いにきてくれて
ものすごくうれしかった。丹精した苺の苗とにんにくをわけてくださった。
夕方仕事のあとさっそく苺とにんにくをていねいに植えた。
ただただ元気で会えることがうれしいものだ。ありがとう。
久しぶりの晴れなので、今日は暗くなるまで麦を蒔いた。
日没がほんとうに早くなって、夕暮れの種まきは忙しい。
しみじみ夕暮れがきれいだなあと思って温泉に行き、
ぽかぽかしてうれしく畑をまわって帰ったらまたも鹿だらけだった。
もー。