今日はお醤油絞り。
ちゃんとおいしくできて、感激!
きれいな色の、お醤油。
自分たちで作ったことがうれしかった。
それから、丸い樽をまんなかに人が集まると、しぜんと輪っかになるんだな。
丸いまーるい、おしょうゆの輪。…和。
何よりありがたく思うのは、ひとのつながり。
ひとりじゃできないのがお醤油づくり。
樽は重いし、絞りも経験や道具がないとできない。
必然的にみんなでやるけれど、個々人の意思で、
しかも楽しく気持ちよく、何かを作ることができたのが尊いと思う。
みんなありがとう。。。
それに保存食作り全般にいえることだけども、
年中行事というか、年毎に重ねていける経験というのもいい。
去年はこんな工夫してみた、とか、今年は誰といっしょに仕込んだとか、
あのときはどうで楽しかったとか、ね。
道具にも感謝!
今日岩崎さんやなかやさんやまりこさん夫妻なんかの道具をだいぶ
使わせてもらったけれど、生活のなかに生かして道具を道具としてまっとうに
たいせつに使い込んでいるのがすごく好ましい感じだった。
絞る途中でのお醤油の色や味の変化もおもしろかったし、
同じように仕込んだつもりでもみんなそれぞれ違う味で、楽しい。
人間みたいだな。今日は個性的でそれぞれにかわいい子どもたちもたくさんにいて、
お醤油も人間も同じだなあ…なんて、とりわけ思った。
今日1日で、いろいろなことを学んだなあと思う。
お醤油や醗酵の知識だけでなく、知恵みたいなこと…。
いろんなこと、感じて…体や言葉や五感をめいっぱい使って。
ありがたい、ありがたい。
そうそう、お醤油を月に一度まぜるとき、
「ありがとう」
の他に
「おいしくなってね」
などとよく声をかけてた私たち。
「”ありがとう”だけでじゅうぶんで、”~してね”とお願いし過ぎると菌が活動を止めるらしいよ」
とくりちゃんが言ってた。
愛と感謝ね!はいよー。
それから、なかやのときさんにお醤油を絞ってもらえたのも
とてもうれしかった。
やりたいことを楽しみながらおもしろがって追求している人を見るのが好きだ。
宿業と自給的な暮らしの傍ら、ライフワークのひとつに
おしょうゆの絞りをしているときさん。うん、いい。
きりりとして、楽しそうで。
『てんぷら油号で行く、お醤油絞りジプシー」
ファミリーで。うひゃー、すてきだ。
おかげさまで、楽しく楽しく、絞りができたと思います。
元気もいっぱいもらったなあ。
それから、なかやの子どもたちと接しててほんとうにこの子達が好きだなあと思う。
たとえば、子どもって喧嘩になりそうなシーンってちょっとしたところでいっぱいあるが、
もう一言言ったらきっと喧嘩になるなっていう一歩手前のところで
相手に譲るのがなかやの子どもたち。大人だよね。すばらしいなあ!
家族でぴったりだいじなものを共有できている、そのことも稀有なことだし
その雰囲気がなんとも言えず見ていてすてきだなあと思う。
…また遊びに行って、遊んでもらおう!!
帰りの車もしおりちゃんとお醤油の匂いに包まれ、ちゃぽちゃぽ言う樽を気にしつつ、
「お醤油積んでます。お先へどうぞ!」という張り紙をしたいくらいに
プチ渋滞を作って…!帰りました。
来週澱が沈んだところで、ビン詰めをして、
その日にお豆腐と手打ちうどんと持ち寄り料理で樽仲間の打ち上げをする予定です。
ワクワクワク。