彼がいないので相当怠けたままベッドの上で書き物をしているような有様だ。
ひとりだとなんだか余計に家のなかが寒いように思う。
朝起きて魚に餌をあげにいくと、赤くて大きめの魚が姿を消していた。
水槽の中をじっくり見たけど、いない。外に飛び出したのかも、と思って
あたりを探してもみたけど、やっぱり姿はみえず。
すこし考えてから彼に電話をして意見をきいてみたら、外に飛び出したか、
死ぬとたぶん体が白っぽくなるから、見えてないか、他の魚に死体が食べられたか、
そのどれかじゃないかという。
魚が死ぬと悲しくて私にも言わずにそうっと黙って処理をする彼のこと。
自分のいない間に魚がいなくなるのは随分悲しいだろうなと思い
「なんか、ごめんだよ」というと
「気にしないで、魚は魚だから。簡単に死んじゃうしさ、そういうものだから」
とそれでも悲しげに言った。
この人の生き物に対する愛情の深さというか、そしてものすごくこまめに面倒を
みるところなど、ほんとうにいつもすごいなあと思ってみている。
留守中は私が面倒をみているのだけど、気がつくとあっしまった
餌の時間がこんなに遅くなっちゃった、とか、水槽のなかのちょっとした変化に
気づくのが遅くて申し訳ないなあと思う。
今日は水が少しすくないようなので、午後足してみようと思う。
彼氏が心配そうだけど。
さて、お腹が減ったので出かけるとしよう!
今日マンションに窓ガラスの清掃の人が来てくれる予定なんだけど
未だにどうして家にいなきゃいけないのか、よくわかってない。
もしかして自分でもできる窓の内側を、やるんだろうか。
ちょっとドキドキする(本来自分でできる家のなかのことを人に頼むのはなんかやだ)