December 29, 2007

金沢の和菓子すてきです…

金沢のお土産、かぶら寿司とか、加賀棒茶とか、をごそごそして、
遅めの朝のお茶を家族で。金沢の和菓子とか、シックなものが多くて
選ぶのもおおいに迷った。けっきょく、シナモンの香りがちょっとするほろっとした
一口ケーキみたいのと、芝舟っていうの、あのすごい歯ざわりのすてきな、
しょうが味の焼き菓子を。パッケージも渋くて、すてき。
こういうこまごまとしたすてきなものを分け合っていただくのは幸せだなあと
しみじみ思う。

くよくよしててもしようがないので、おせちの準備を始める。
材料の買出しと、とりあえず黒豆の煮汁を作って、漬けるところから。
いつも「ああ、さび釘を今年も準備するのを忘れた…」と思ってたが、
ダッチオーブンで煮るとちょうどいいということが去年わかったので、
今年もダッチオーブンで煮ることに。ただ、これをやった後当面は
ダッチオーブンで何を作ってもまっくろになるのが難点。

家中の電球を新しいのに換えたり。実は部屋は暗いほうがすきなのだけど、
暗い部屋に私がいるのを両親が怪訝に思うようなので、その手前、換えた。
ウワ~、明るすぎ!昨今の電球って値段もいいけど、すごく明るくてびっくりするなあ。

仕事を辞めてからも実質家族で過ごすような時間があまり持ててなかったわけで、
ここいらでやっと、普通にごはんを作ってあげて、おしゃべりしながら食事をして、
なんて時間ができてきた。

今日はまた、長いもをオリーブオイルでさっと焼いたもの(←とても好評)と
カリフラワーの入った豆乳クリームシチューなど作って、ワインも少しいただいて、ゆっくり食事した。
ご機嫌の父が大ちゃん・tokking夫妻に電話かける。後でハルチンのおしゃべり…
家族でぐるぐる電話をまわし(←よっぱらい)、そして最後に私がキッチンに非難して
tokkingとお話してから電話を切って戻ったら、「結局あなたがいちばん喋って…!」と
言われたが…私の友達だが…笑。

今年もあと2日…
仕事を辞めて自分と向き合える時間がたっぷりになったことや
家族と過ごす時間ができたことはほんとうによいことだ。

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December 28, 2007

愛ある…

繰り返し歩み寄るということのたいせつさがだんだん身にしみているけれど
わかろうとすることと、こうあって欲しいという気持ちのあいだで
あんまりまじめに向かい合いすぎてくたびれきってしまった。
彼も、辛そう。これまでの人生で、誰か特定の人といることが
ほとんどなかった人だから、明らかに混乱している。
一人でいる単純明快さを手放すということは勇気がいるんだろうな、と思う。
それは、私も。だからまだ相容れないっていうか。自分を、相手に与えるのでなく、
二人の関係性に与えるっていうことがだいじなんだろう。どこまでいけるだろう?

今回は、実らず。そして私は諏訪へ帰ることにした。
ほんとうに、愛は自分のこと以上にままならないなあ、と思う。
でも、冒険!

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December 27, 2007

北陸の海と空と

海へ。
浜辺に、悲しいくらいたくさんのごみ。
北陸の空は高くて、雪が降りそうなうっすらした雲が遠くにぱあっと広がっていて、とてもきれい。
少し浜辺を歩いたりして、貝殻をいくつか拾った。

夕方、また山のほうへ。金沢大学の裏手からずっと山が続いているのだけれど、
大学を過ぎたあたりからまったく人が住んでいなくて、ひたすら、山。
そこをずうっとのぼっていくと、プラネタリウムのある施設があって、そこの駐車場から金沢の
街が見渡せる。北陸の空はやっぱり高くてすっとしてて、美しいみたい。

こっちに来てから将来のことなどいろいろと話をしたけれど、
まじめになりすぎて、ふたりともへとへとだ。

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December 26, 2007

川のほとりのおうち

ミルクティーをいつものように一緒に飲んですご~く、ほっとする。
だらだらおしゃべりをしているうちに遅い午後になってしまったので、
軽くごはんを食べてから、近所の川沿いを歩いてみた。金沢、思ったより寒くない。

夜は彼が職場の食事会に出かけたので、ひとりでお留守番。
私がひとりでも出かけられるように、行きそうなカフェとかお店とかを地図で
説明をしてくれたり、鍵を置いていってくれたりしたが
出かける気にはちっともならず、部屋で編み物。部屋のものの並びとか、
初めて来た部屋だけれどやっぱり彼らしくて私には落ち着くっていうか。
途中でマフラーに飽きたので、エコたわしを作ってあげた。
マフラー、自分用なら余裕で完成しているのだけど、彼氏2メートル近く身長があるので、
ぜんぜん終わりが見えません…

行ってらっしゃい、とか、お帰り、とか言えるのがものすごくうれしくて、
会いにきてよかったなあ、と芯から思った。

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December 25, 2007

金沢

金沢へ。電車に乗って、8時間の旅。
編み物をしようと思っていたけれど、大町のあたりから雪景色と
山がすごくて刻々と変わる景色を眺めながら、長かったけれど意外に飽きなかった。

昼過ぎに金沢について、迎えに来てくれた彼と落ち合って、白山へ。山、すごい。
それから、温泉。
4ヶ月も会っていなかった間に新しい生活をここで始めた彼は
いろいろとうまくいかないことが多くて、表情もちょっとだけ険しくて、
少しささくれだったようなぴりぴりした雰囲気を持っていて
どきどきしてしまったが、こつこつと何時間も話を聞いてあげたら次第に
以前のようなやわらかい笑顔が出てきてほっとした。

夜はふたりでごはんを作って、楽しく過ごす。
たかきびローフ、自分で言うのもなんだけど…絶品でした。
ちょっとやわらかめだったので、切り分けたあとグリルでぱりっとさせたんだけど、
焼きたてちょーおいしくて、それから彼氏もうすごいのけぞるくらい喜んでたのでよかったなあ。

仕事をやめてから彼に会ったのは初めてだったが、私がすごく健康的に見えると、
そして前よりもずっと自信がある感じ、と自分のことのようにとても喜んでくれた。うれしい。

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December 24, 2007

イヴっていうか…?

引き続き、部屋の片付けなど。
夜はserenoへ。クリスマスってことで、シャンパンを一杯いただく。
ひさしぶりに、宮尾さんに会う。
帰ってから、りんごのケーキとたかきびローフを作る。
たかきびローフの中身に、赤と黄色のパプリカと、春菊を入れて
ラスタカラーにしてみました。クリスマスだけど。レゲエ好きな彼に。
明日から、金沢。

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December 23, 2007

クリスマス・ライブ

小淵沢でクリスマス・ライブ。
かずとさんのふんどしの話と、ACUAちゃんの歌にしびれナイト。

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December 22, 2007

冬至

引越しの準備。
捨てられるものはどんどん捨てよう!という腹積もりだったが
本はやっぱりなかなか捨てられない。

古くなった缶詰の中身をあける。ベトナムのガチョウのパテ、
バインミーに使うものだが、匂いがあまりに強くて辟易。
昔はぜんぜん平気だったのになあ。匂いがこもってつらかったので、
少し台所の窓を細く開けて帰ってきた。外は、雪。

今日は冬至なので、小豆かぼちゃを煮る。
塩だけで煮たかぼちゃが好きで、いつもつい食べ過ぎるので、意識して少なめに煮た。

今週は、長芋ウィーク?母が自由農園でりっぱなのを2本も買ったので。
今日は豆乳と味噌を使ってホワイトソースを作って、麩といっしょにグラタンにしました。
グラタンに麩を入れるともちっとしておいしい。家族にもとても好評。
下仁田ねぎのぬた、高野豆腐とにんじんの煮物など。
白ワイン、おいしくなくてややへこむ。

雪が雨に変わって、たくさん降っている。
真冬に雨音を聞くのはへんな気分だ。今年の冬は暖かいようだ。

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December 21, 2007

無題

ラヴいとむちんと、cafe ZOでランチ。年末で閉店とか。
とむ…女友だちの少ない私だが、彼女とごはんを食べながら
おしゃべりする時間は嬉しい。

cafe ZO、閉店してしまうのは惜しい店だなー。こうやって時間のある
昼下がりとかに女友達とランチをするにはほんとうにもってこいの店で、
おいしかったし、いろいろが丁寧で、お店の人もがんばってやっていて、いい店だった。

でもお店の人と話したら赤ちゃんがもうすぐ産まれるということ、
もともと、山がすきでもっと山のほうでお店をやりたいと思っていたこと、
いつかまた再開したいけど、そのときはきっと好きな山のほうでお店を
やるつもりだということなど、話してくれた。

夕ごはんを久しぶりに作った。長いものオリーブオイルで焼いたの、
油揚げのパリッと焼いたのにおろししょうがとねぎ、
かぶとかぶの葉の炒め、けんちん汁など。
冬野菜、おいしい…ごかさんにいただいた里芋をけんちん汁に入れたが
味の濃さとかねっとりさ加減に親も驚いていた。やっぱり、自然農の野菜って
しみじみおいしいものだと思う。

夜はまた気長に編み物。あみあみあみ…なんていうか、瞑想みたい。
日記、UPしたいが新しいPCのセットアップまだで(というか、箱を開けて、あとまだ
何もしてない)ネット繋げてない。このまま年末になりそうだ…

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December 20, 2007

青が遠ざかる

ハローワーク。めんどくさい…

夜はひさしぶりに自宅で。編み物最近やってなかったので、
始めたら止まらなくなり深夜まで。肩がすごく凝った。
今やってるのはアラン編みのマフラー。

ピアス、ニット帽、と最近身につけていた青いものがふたつもなくなったのだけど、
知らずに選んでた毛糸は青でした。

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December 19, 2007

鈍行で

富士宮やきそばを駅で食べて、さくらちゃんと解散。
たった1ヶ月だけど、ごはんを毎日いっしょに食べた人の安心感って
ずっと消えないものだなあと思う。
いつでも別れはさみしいけど、またすぐ会えるという感じがする。

また鈍行列車でのんびり諏訪に帰って、夜は会社のときの友達とごはんに行って、キムチ鍋。
それからぶらっと歩いてserenoに行って、靴下だけはどうしても他の洗濯物と
分けて洗うというジャンクの主張など、そしてそれはエコじゃな~い!という
みんなの一致した説教に笑い、すこしビールをいただいて、
タキザワさんともおしゃべりをしてから、家へ帰ってきました。
彼と私は全然似ていないが、言葉がすごく通じるので安心してお話できる。

それにしても家にいなさすぎて、さすがにすこし心も体も息切れしている。
シャロムが終わってから予定の何もない日が一日もなくて、走り続けてる感じ。
ちょっと自分でちょうどいいのよりは忙しいっていうのがわかってるのに、
あれこれと詰め込んでしまったなあ。

人と会ったりあちこち行ったりはすごく楽しいけど、内省的な時間が持てないと
すぐうっとなる部分がどっかにあるようだ。金沢できっとのんびりできるかなーと思う。

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December 18, 2007

静岡2 木の花ファミリー

のびさんと駅で別れて、さくらちゃんと富士宮へ。
今日は木の花ファミリーを訪問。木の花さんはシャロムにいたときに
たびたび話題になってて、みんなに薦められていたので、さくらちゃんが
誘ってくれたのをきっかけに行ってみることにしました。

木の花さんは簡単に言うと、無農薬有機農業を生活の基盤にしていて、
大人から子どもまで40人ちょっとが農作業を中心とした自給自足の
共同生活を営んでいて、そのほかには心の病を持つ人を受け入れて
そのケアもやっているというところです。

宗教団体をイメージする人がけっこういるみたいですが、宗教は関係なくて、
実感としては、外の世界に対して大きく開かれていると
いう部分が、宗教団体とは異なるな、という印象がありました。

血縁を超えた共同体のメンバーが、ひとつの財布で収入は均等に分配し、
支出も均等に負担するという仕組みのようです。この生活に入ってしまえば、
ほんとうにお金に興味なくなるだろうなあ。

ケア目的で来ている人も、家族同様の生活を普通にしていて、
農作業に参加できる人は一緒に作業をしてて、そんななかでバランスを
取り戻すことができるようです。子どもたちはこの家から普通に学校に通っています。


働くことや食べること、人と関わること、お金を使うこと、
パートナーや家族と暮らすこと、子どもを育てること、どれもバラバラになってしまって、
今の世の中とても生きづらい。そんな生きづらさのなかで心と体のバランスを
崩してしまう人があまりに多い。あの人がっていうような人が鬱になってしまったりとか、
鬱なんてもはやありふれた感じになってきてるのに、まわりの人がそれをなかったことのように
扱う感じとかは相変わらずだし、どこかが完全におかしいな、と私も思ってた。

そのバラバラになった人生のファクターを、日常として普通にくっつけて、
暮らしているというところがきっとミソなのだろうなあ。
uniteしたときの安定感というか、本能的な安心感というかがそこにはきっとあるだろうことは
行ってみてよく感じ取れた。木の花さんは、日本のなかでも相当にうまくいってる
コミュニティとして、海外からも注目されているようです。

夜、「大人ミーティング」っていうのがあって、その日にあった出来事や感じたことを
ふり返って口に出し、それについてまわりも意見を言って、というような時間を毎日取っていて、
そこがこの木の花さんの特徴のひとつだとも思うのだけど、これって、昔は家庭のなかで
普通に行われていたことだよね。と思いました。あたしも最近だいじな話をしていて
母がテレビを見ながらその話を聞いていたことにとてもがっくり、がっくりきたのだけど、、、
ね~、だいじだよ親が子どもの話をちゃんと聞くのって!
親子だけじゃなくて、パートナーもそうだし。聞いてもらえないということは
実はいちばん痛いかも。こんなにたくさんのケータイ小説がもてはやされたり、
mixiのコメントとかが気になっちゃう人があまりに多いのって
その痛みがゆがんだかたちで出てきているのだろうなって思う。
みんな、どこかでさみしくて、つながってたいんだと思う。

ところで、いさどん、木の花さんのリーダーというか、創設者のひとりだが
…目の色が他のひととぜんぜん違うのだ。
お昼の後いさどんとしばらくお話したが、さくらちゃんがその後で
「なんかあの人の前ではどんなに取り繕ってもすべて見透かされるという
感じがするから、はじめから、ありのまんま、無防備になっちゃった」
と言っていたが、そういう力のある人だと思う。

農作業とか、短時間だけどいろいろと手伝わせてもらって。
ヤギの乳搾りもはじめてやったし、鶏にえさもあげたり。
ヤギ、おだやかさんでなつこくてかわいかった。
卵のおいしさにはびっくり。わたしはあのえさは多分食べれるなっていうえさだ。
ぬかとか、穀物たっぷりで鶏舎もぜんぜん臭くなくて。動物性の食品を積極的に
食べなくなってからそろそろ一年近くなると思うんだけど、市販の卵がおいしくなくて
最近口にしてもウェーって思うことが多かったけど、ここの卵ほんとうにおいしくて
びっくりした。

畑は、ほうれん草の話がすごかったなあ!
畑の、ほうれん草のとこの前で説明を聞いていたときのこと。
時期をちょっとずつずらして種を蒔くんだけど、最初に蒔いたものより
後に蒔いたもののほうがよく育ってて、それってどういうことかというと、
ほうれん草には自分に必要な養分を土から積極的に集めようとする力があるんだって。
それで、そのほうれん草のメッセージみたいのが根っこから土に伝わるのか、
土が改良されるのかしら?後に蒔いたものは発育がよいそうです。
このへんのメカニズムはよくわからないんだけど、なんにしても、あの自然のことだ
ありうる話だろうて…スゲー。

ところで、富士山麓っていろんな宗教が集まってきちゃうのがよくわかる感じでした。
なんかものすごいでっかい、日本武道館みたいな寺とかあるし、小さいのから
大きいのから、宗教だらけという感じだったけれども。
山のパワーが強烈で人々がそれに吸い寄せられる感じ。よかれあしかれ、
人間にコントロールできる範囲を超えた何かがあるなあと思った。
宗教自体に私は興味がないが、それに引き寄せられる人たちの背景にあるものは
とっても気になる。

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December 17, 2007

静岡1

電車に乗って、静岡へ。
ごかさんちと、木の花さんという2本立ての旅。

ごかいちさんは、シャロムで長い間スタッフをしていた人で、
静岡の谷あいの村の古民家に住んでいて、自然農の畑を営み、
自給自足的生活をしている人で、シャロムで知り合いました。

電車を降りてみるとあまりに何もないところだし、それにものすごい谷なので、
日照時間が超短くて、なんと真昼だというのに既に日は沈みかけてて、驚いた。
(ちなみに、日の出は8時ちょっと前とかだったので、‘半日村’より短い…)

ごかさんは、こまごまと七輪をあやつってはおいしいお茶や
八つ頭とか、さつまいもとかを炊き込んだ甘い玄米ごはんや、味噌汁を作ってくれ、
そのどれもにちゃんと愛情がこもってて、とにかくどれもものすごーく、おいしいのだ。

ランプに照らされたみんなの顔が輝いてて、にこにことかわいくおしゃべりを
しながらごはんを食べて、寒かったけど最高によかった。

空いた時間には、みんなで縄をなってなんとなく注連飾りを作ったり、
おしゃべりしながらたくあんをつけたり、年の暮れ近いので、
ごかさんちの大掃除を手伝ったり、そのへんをぶらぶらお散歩したりして
しごくのんびり、楽しく過ごした。ごかさん家には電気がないので、
午後になるともう暗くて、だいたい外にいた。夜は豆炭あんかをコタツに入れて、
それを寝るときには抱っこして、のびさんとさくらちゃんと川の字で寝た。

彼の普通の暮らしというのは、現代の一般的な日本人の暮らしとは
ぜんぜん違うけれど、そして私もこういう暮らしに今すぐ入れるかと聞かれたら
無理だろうと思うけれど、それでもしみじみと、根っこの部分でうれしい何かが
ぐうっとやってくるのがわかった。そしてこういうことのよさがわかる人は、彼に
会ったらいつでもうれしいと思う。なんていうか、彼が幸せだとまわりの人も
きっとうれしいっていう、そんな稀有なあり方をしている人だと思う。

帰りにごかさんがお土産のお芋とか、わたしたちが気に入って散々食べた
梅酒の梅とかをもたせてくれたが、そのときにひとりひとりにお手紙をくれて、感激。
こんなにもあたたかにもてなしてくれたこと、ほんとうにありがたいと思う。
また、遊びに行きますね!

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December 16, 2007

所属・山

イカ釣りから帰ってすぐさま、とむの引越しの手伝いへ。
とむが帰ってきてうれしくてうれしくて。バイパスから見える空があまりに
きれいで、別々の車で岡谷に向かっていたわたしたちは、
互いにメールをしあう。

引越しが終わって、美濃戸のりょうくん家で、緑化創造舎の忘年会へ
おじゃましました。あまりにいい雰囲気で、うれしくてみんなの顔を眺めてみたら、
全員が裏表のない人たちだったので、そのことに気づいて、とても幸せだと思った。

食いしん坊のみなちゃんが、つまみ食いから始まって、
新しい食べ物が出てくるたびに ちょこちょこっとやってきては
かわいらしくおいしいを連呼してたくさん食べていたのも
ものすごーく、よかった。…かわいいっス!

夜ふけになぜかみんながナポレオンを始めて、リビングにおふとんを敷いてもらったので
その声を聞きながら寝につく。
じゅんじくんが寝るはずだった布団はナポレオンの賭場に成り果て、
当のじゅんじくんは、一晩じゅうこたつのまわりをぐるぐる場所を変えて寝ていて、気の毒だった。

明け方三々五々に帰っていったようだが、残留組のとしくん、ゆーこりん、
じゅんじくん、りょうくんととむと私で、朝ごはんを食べてお茶を飲み、
午後はナポレオンなどやって、だらだらと遊んだ。
雪の降った美濃戸はしんとして、美しかったです。
窓から陽光できらきらしたつららが見えてすてき。
雪だるま、作る。雪がさらさらでまとまらないので、小さいのになった。

夕方からじゅんじくんの家におじゃまして、すごく寒かったけど畑や田んぼなど、見せてもらう。
じゅんじくんの田んぼは無農薬なので、そのへんで唯一蛍がやってくるそうだ。
じゅんじくんちのうめさん(♂)ってなんだか女の子みたいだ…すごーくたくさん、
おしゃべりする猫でなんだかごにょごにょと、たくさんしゃべっていた。
動物にも、無口なのとお喋りなのとがいるなあ、と最近気がついた。

楓の樹でごはんを食べて、帰りにくるみに寄っておいしいコーヒーをいただき
(kozoくんの誕生日プレゼントにみねちゃんがあげたっていうコーヒー♪)
一日に蓋をして、しあわせな気持ちで帰る。
帰って母とすこしだいじな話などしていたので、また寝るのが
遅くなり結局寝不足なまま…いつ寝れるのだ。

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December 14, 2007

富山イカ釣り…

ハローワークの説明会。長い、とにかく説明が丁寧で長すぎる。
大量に配られた資料を読めばすべてわかる内容(紙、多すぎです…)なのだが、
こと細かに説明があり、あれがあの人たちの職務でありマニュアルなのはよ~く
わかるが、それにしても、な長さであった…。結局、まる3時間半かかったが、
そんなに時間が必要な内容とはけして思わない。どうなってるんだ!

夜は、楽しみにしていたイカ釣りへ。
Kさんと、sskくんと。現地で森さんにも合流。
夜7時に諏訪を出発して、ストレートに富山を目指す。夜11時には釣り開始。
前の晩あまり寝てない、というか、今週はほとんど寝ていない、という
状態で行ったんだけど、イカ釣りなんてはじめてで、楽しくて、朝までちっとも眠くなかった。
気温は予想以上に冷えず、雨が降っているのが
ちょいたいへんといえばたいへんな感じだったけど、それも気にならず。

Kさんに仕込みから何から、すべての面倒を見ていただいたんだけど
少し離れたところでやってても、遠目にうまくいってないのを見て取ると
さっとテトラポットの間を縫って来て、問題の原因と、
どうすれば問題が解決するか、絶妙なかんじで教えてくださって、
さすがはKさんだと思った思った。超安心…

それにしても、頭でわかってても、フィジカルにやってみると
よりごろっと深いところで理解するっていうか…釣りもその通り。
だから最近の私は、なんでもともかくやってみることにしている。
自分の知りたい何かについては。
手足を使うよろこびということを最近よく感じる。

明け方すごーく寒くてsskくんと車にこもってちょっと寝たりしていたが、
おじさんたちのが元気で元気で、結局昼頃までなんだかんだで
海にいたって感じ。すごーく、楽しかった!また連れてってもらおう。

いっぽうで、釣りってどうなんだろう…と少し思わないでもなかったが、
その矛盾を許さない感じは、新たなる不自由への入り口で
堂々巡りしてしまうだろう。いろいろを知ったうえで、自分にあったやり方を
自由に選択していけるように、と思う。

帰りにKさんおすすめのおいしいオムライスをいただき、白馬の白銀世界を抜け、
下道でぽこぽこ帰ってきました。ああ、ほんとうに楽しかった!
sskくんといっしょに行けたのもまたよかった。

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December 13, 2007

出産後のtokkingにはじめて会いに行く。
顔を見ることをずっとずっと楽しみにしていた。
いっしょに食べるお昼ご飯を選んだり、駅へ向かったり
電車に乗ったり、その時間すら楽しかったくらいに。

引っ越したtokking家は広くてよく光が入りきもちのよいおうちでした。
マンションの前の坂をあがるときに、初対面の人(ハルチン)と
おうちを訪ねるのでどきどくわくわくした。ちいちゃなかわいいハルチンに
挨拶したら、スゲーにこにこしてくれたのでうれしかった。
とても表情豊かな赤ちゃん。

おいしいお昼ごはんとお茶とすばらしいパン(紅茶のザマンドとかゆずの全粒パンとか
栗のデニッシュとか…)をいただいて、のんびりおしゃべりして。
包み込むような、あなたをずっと見ているからね、という
安心な感じがこちらにも伝染して、すっかりやわらかな気持ちになる。
母はすばらしいなあ。
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一路、千葉へ。
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長野の人ならわかってくれると思うのだが、こういう山のない平野にきたときの
すっとする気持ちといったら…!山は大好きだけどいつもちょっと息苦しくて
こういう景色のところまで行くとけっこうしんとした気持ちになる。
人間は土地を真似るということをよく考える。

千葉へ行くと決めたことは、不思議に導かれたような気がしてならなかった。
わたしはずっとNIZZAに一人で行くことはないと思っていた。
行くとしたら、聖子かときこと二人か三人で行くのだろうとずっと思い込んでいた。
それなのに、結果としてはこのタイミングで、ひとりでマスターとマダムに
会いに来たことはまったく正しかったのだ、どんぴしゃだったなあ、
と思うようなとても濃厚な2日だった。
一宿一飯というより「2泊多飯多酒多煙」、お世話になりました!…また必ず。

自分より長く生きている人から真剣に受け取った何かを
私はこの人生における私自身の問題として、絶やさずに考えていきたいのだ。
そのことを教えてくれてありがとう。
何の約束もできないけれど(そしてその必要もないのだけれど)、私はこのことを忘れないだろう。

二晩過ごしてなんだか外国へ行ったような気分だった。
ああ大人になるってほんとうにすばらしい…!人生は終わらない旅である。(断定。)
3駅のフライト、のような気分で、ブラウンズフィールドへ。

駅でたまたまお菓子づくりのワークショップに参加するというゆきさんとばったり。
ついこの間まで同じ屋根の下で同じ釜の飯…を食べていた人と
再開するのはほんとうにうれしい。養生園の、小さいが目のきらきらしたやよいさんも
2度目に会った。約束したわけでもないのに、こうしてまた会えることがうれしいよねえ…。

で、まったく見てないので憶測でものを言って外れていたら申し訳ないのだけど
これが「ザ・シークレット」とかに言われていることなのか?
引き寄せの法則って巷でとても流行しているようだが、すごーく、気持ち悪い。
言っていること自体はこの日記でもたびたび私が書いているような
ことなのだろうが、これ(ザ・シークレット)を見たり読んだりしてる「前向きな」ひとたちが
「みんなに見てほしいんです」という感じや、そういう人たちの言う「本来の自分らしく」とか
「幸せな人生」とかいうことこそが、苦手。
ビリーがこれだけ売れた国で何が心の時代かと思って
ああ悲しい。いとわしい。
日本でいまやサラリーマンとして働くということのあり方なんて
狂気の沙汰だし、もっとこの世界を疑うべきだろう。
自分があっち側からこっち側へ来たから、
突然そういう風に言い出すと思われたら悲しいんだけど、
実感としては本当にそういうことだと思う。
仕事は自分を磨くのに、仕事をしてほんとうに得るものが大きかったと
心から思うが、その仕事のあり方とか日本人の精神とかいう部分が
すばらしかったなんて全然いえない、そういうことだ。

もとい、ブラウンズフィールドへ。
早くに来てしまったので、飛び入りで、ワークショップに参加させてもらうことに。
今日のワークショップはとても斬新で、使いたい食材を各自が
1-2品持ち寄って、それからチーム毎に何をどう使ってお菓子を作るか考える
ところから始まる…

飛び入りの私、前の日にマダムたちと
歩いて買いに言った‘ベスト’落花生があったので、生のと煎りの、
それぞれをオファーすることに。ああ、よかった!生のも、ゆでたらおいしいよと
マダムのお母さんがたくさん持たせてくれたものだ。

そして、できあがった品々のすばらしさよ…(写真みてね)
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この日このメンバーでなくてはできなかったであろうお菓子たち。
ひとりひとりの引き出しからアイデアを持ち寄ることで、
個々でやってたらありえないメニューが生まれていく。あたりまえのことなんだけど、
それってこういうワークショップみたいなかたちで実際にやってみると
すごくおもしろいんだね!みんなで料理するのもすごく楽しかった。
どれもこれもおいしかったです、マクロビスイーツ、身体にもやさしいしね。
できたレシピは後日ライステラスカフェのblogのとこで公開されると思います。

ワークショップが終わって、デコさんと少しお話しする。来年のスタッフのことなど。
諏訪へ帰ってから決めることにする。
ツリーハウスっていって、木の上に住んでる人たちがいる…
木の上に住むなんてどんな感じだろう!

夜はスタッフで芋煮会を計画しているとかでまぜてもらいました。
古民家の台所でさっそくお手伝いをさせてもらって、好きな台所だなあと思って。
昔のおうちなんで機能的ではないのだろうけど工夫があって
いろんな人がいられる感じ。大人も子どももじいちゃんも犬(!)も。
庭で焚き火して、たっぷりの芋と野菜各種や水団も入れておいしかった。
なぜか大鍋の底からたわしが発見されたことも付け加えておこう。
洗剤も使わないので笑ってすませられるっていいなあ。(そういう問題か)

明日諏訪へ帰ります。ほんとうにこの12月は旅ばかりしていて…
毎日荷造りばかりしていて、会社勤めのときの出張の荷造りもほんとに
普段自分の使ってる歯ブラシとか石鹸とかをつめて10分くらいで終わってたけど
これも応用で、なんだか慣れてきた。アパートにあるもののほとんど、
捨てていいのだろうなと思う。

世の中には会いに行きたいと思う人がたくさんいて、
考えるべきことや、この身体という容れ物を使ってやるべきことがたくさんあり、
仕事を辞めて何をしていいかわからない、なんていうことがなくて
ほんとうによかったと思う。(←小心者?)
この年齢で仕事を辞めたことがほんとうにうまくかっちりとはまったんだなあ。
今のほうがずっと冷静にダイナミックに、動くことができるというものだ。
自分のそのなんていうか、遅さとか自信のなさとかがずっとコンプレックスだった
20代だったけど、親からもらったとしか思えない素直で頑固な部分も
なんだかいろいろの間尺に合わない感じでいやだったものだが、
いっしょうけんめいやってきてほんとうによかったと思う。
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さて、これはゆうべの日記。
今日は諏訪へ帰ります、あいにく朝から雨も、
すこし肌がしっとりするよでうれしいです。

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December 10, 2007

誓いの杜、未来へ

いとこの結婚式で、東京へ。

板橋の姉の家に泊めてもらったのだけど、姉が最近知り合ったというご近所の
香港のひとと一緒にインド料理を食べに行った。
香港人とは思えないくらい、やんわりとしたおとなしめな彼だったが
(よく聞くと8歳からイギリスで育ったというのでそういうもんなのかな、と思ったけど)
にこにこしたひとと一緒にごはんを分かち合うっていいものだ。
久しぶりに英語で喋るとちょっと恥ずかしい感じ。

板橋は久しぶりすぎて、駅とか道がよくわからない。
なんと、住んでいた当時から10年以上が経過している…
でも見覚えのある店や、姉に気を遣って外で電話をしてた公園とか、
懐かしかった。

今日は乃木神社での挙式、しっとりしていてすてきでした。
いとこらしく、飾り気のないいい披露宴で、
両親に手紙を読むところでたくさん泣かされてしまい、目がぱんぱん。
司会を引き受けていた父までもらっていて、それ見てまた泣けた。
身内が司会なんてめずらしいよな…と思っていたが
思った以上によかったので独身組から予約までされていた父…

お色直しでドレスに着替えたいとこ。クラシックな感じで、素材も
‘素’っていう感じで、とても似合っていて、輝くばかりの美しさ。
ぎりぎりまで迷ったといっていたが、彼女の姉が3つ候補のあるなかから
「でもこれがあなたらしくていいんじゃないの」と言って決まったそう。
ほんとうに、彼女によく似合っていてすてきだった。
和服ももちろん、すてきでした!
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相変わらず食べ過ぎてて、身体がなまっている感じ…。
食べ過ぎていて舌がびりびりするのは相変わらずなので、
はやくリセットしたい。こんなことは、生まれてこの方はじめてだ。
食べ過ぎたこと、これにはちょっとした理由というか背景があって、
ただ単にシャロムのごはんがあまりにおいしいので食べ過ぎたとかいう
おめでたいことではない。(もちろんとてもおいしかったけれどもね)
レストランのちょっとした仕組みとか、捨てざるを得なかった食べもののことや、
人間の欲とか感情、いまの自分とか、なぜこんなことになってしまったのか、
いろんな角度から少し長い時間をかけて考えてみたい。

明日は千葉へ参ります。
神楽坂のバーでバイトしていた頃のマスターとマダムに会いにいくのです。
とても会いたかったのだけど、今の自分で会いにいけることがうれしいっていうか、楽しみ…

ところで、くりかえしくりかえし聞いた臼井さんの言葉が凝縮しているような
シャロムの新しい年を迎えるにあたってのビジョンがblogに掲載されました。
21世紀、まじめにこういうビジョンにひっかかって、つながっていけたらと思います。
http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-date-200712.html#entry253

投稿者 chaco : 12:55 AM | コメント (0)

December 07, 2007

photos 12.05-06

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諏訪大社上社前宮の次に好きな神社、
下社秋宮へ出かけました。路地で、なぜか集まりだす猫たち…

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美猫

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ご立派さん1
神社のなかの、樹齢6-800年の杉。手がびりびりします。

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ご立派さん2

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ご立派さん3
古墳に生えてる○○(→木の名前、わからじ。教えてください)。木に惹かれる…

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sereイケメンズ。いい顔。
(このあと、ひとしさんの写真講座でちゃんと写真が撮れるようになる…)

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立石公園さん。やっぱり諏訪が好き。

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丸高蔵さんのみそ茶屋のすてきなお庭。
夏に私を楽しませてくれるあの川の蓮たちがこんなところに…

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こういう生活に憧れている

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さくらちゃんを見送った帰り道、晴れているのに日没に虹を見た。

投稿者 chaco : 01:08 AM | コメント (1)

December 04, 2007

このドアを閉めて新しいドアを開けよう

昨晩はスタッフ内輪だけの打ち上げパーリィ。
久しぶりに外で食事をしたように思う。
きもちよくお給仕していただいたことも含め、
おいしく釜飯をいただきました。

シャロムのスタッフの圧倒的多数がマイ箸を持っているが
臼井さんが箸袋に何膳も箸を入れていて
「こういうのは自分だけ使うとやらしいからさあ、
こうやってれば俺持ってるって、みんなで一緒に使えばいいだろう」って
言ってて、その通りだなあって思って。

帰りにちょろっと温泉に寄ってきました。
風呂に浸かりながらまきちゃんの腸内洗浄トークを
みんなで真剣に聞いていたが…そうではなく、
冬の夜、やわらかく灯りが灯されていて、
お腹はおいしいもので満たされてて、
頬をピンクに染めたかわいい友だちがにこにこしてて、
すごく感じがよくて、きれいになった気分。
(腸内洗浄のやり方は、シャロムに戻ってまきちゃんの
実践的レクチャーがあり、すっかりやる気…)

今日は山梨まで、車でおでかけしました。
長坂の野風草。急なお願いにも拘わらず、受け入れてくださった館野さん。
自然農の畑の美しさや、この短くも一度しかない人生について、
静かに自分の実感をこめてあれこれと話をしてくださって
実は深く(地味に)感動してしまった私でした。

「人間は実際にやってみないとわからないことがいろいろあるから、
あせる必要はないけれども、自分のあり方、どう生きるかが見えてきたとしたら、
ともかく時間を無駄にせずに、すぐにでも始めたほうがよいと思う」
という館野さんの言葉にぐっときた。そして、
「自分が求めていれば出会うもの」…ここでも同じセリフをきいてしまった!

午後は白州の向山さんの五風十雨農場を訪問。

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霧雨のけぶるなか、里山の道をぽくぽく、みんなで長靴を履いて歩く。
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今日、明け方にだいじな人から届いたメールで、まわりが山に囲まれて、
田んぼと畑があるところをふたりで歩いている夢を見たよ、とあって、
光景があまりにそっくりだったのに驚いた…

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古民家にたっぷりの心づくしのお料理を用意していただいて、
すべてがおいしくて、くるみ入りの炊き込みご飯や、
ほうとうや、手づくりのこんにゃくや、とても暖かい味がして、
みんなで楽しくいただいて、すばらしかった。
恋に落ちたような、青春まっただなかのおじさんふたりの
並んでごはんを食べる姿、並んで歩く後姿を見ただけでも
生きていることに希望が見出せるようだ…!

帰って、夜はまきちゃんに髪の毛を切ってもらいました。
漉きすぎてぺらぺらになってたとこが気になっていたのを
ちょっと重めに直してもらったり。
ここへ来て知り合って、まきちゃんの賢さ、やさしさが大すきになった。
だから髪はもちろんいい感じにしてもらったけど、
まきちゃんに髪を切ってもらったことがうれしいっていう感じ。

明日の午後にはシャロムをあとにします。
別れはいつだってさみしいが、メールだって携帯だってあって
いつでもどこにいても大概は連絡を取ることが可能で、
その気になれば行き来して、会ったり触れたりすることができる。
それぞれの道をゆくから、そう気軽に会うこともないのかもしれないけれど
そっとそれぞれのbetter goodを祈るような気持ち。
ありがとう、また会おう!

投稿者 chaco : 01:22 AM | コメント (4)

December 01, 2007

タスマニア

まきちゃんに教えてもらったサイトの映像…
http://www.japangreen.tv/mv/?cat=ch1&fn=8

タスマニアの原生林の大規模伐採、
その90%以上が日本に輸出されている木材チップ(紙の原料)…
知らなかった。

まずは知ること。
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/global/clm20.html
自分にできることは何か?と考えるのはそれからでも…

まきちゃんたち、シャロムの後3週間ほどタスマニアに行って来るそうです!
まあうらやましい!

今日いい本を読みました。
「いのちの食べ方」森達也


投稿者 chaco : 11:11 PM | コメント (0)

まるで大晦日のようだ

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かわいい3色お豆さん

昨日は今年の営業最後の日で、まるで大晦日のような気分でした。
朝から野沢菜を漬けました。野沢菜を収穫して、みんなでかわるがわる、
洗って、漬けて、となかなかに大変な仕事。キッチンで洗ったのだけど、
キッチン中にすごいグリーンな気に満ちていた。
なんていうか、野沢菜からむんむんと立ち上るエネルギーがあったっていうか。
てんとう虫もいっぱい。かわいい。
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信州人なのに野沢菜も漬けたことないなんて~と臼井さん
笑いつつ嘆かれたが、やれてうれしかった。
味噌づくりも驚いたけど、実にシンプルで、でも出来上がりを
想像すると不思議な世界、、、発酵ってすごい。
実際にやってみるとほんとにおもしろいです。

土の香りがする食材、全身で味わうことのできる食材、
素朴で実りと手仕事の喜びに溢れた食材。
ここへ来て、豊かさの質がふっくらと変わったようです。

こういう食材が豊富にマーケットに出回るようになればいいのにな~。
世の中もそれを食べた人も少しずつ変わるでしょう。
加工食品は種類も豊富で、便利で手軽でそして安いけれども、
何も考えなくても食べられるところがなんだか恐い。
原材料や作る過程や健康に及ぼす影響など、
問題はたくさんあるが、それ以上にもいただくときの
ありがたさがなんだか全然違うな、と思う。

暮れて、野菜くずが溜まってしまったので、畑にひとり捨てに外へ出た。
庭と畑の植物たちは霜が降ってほとんどが眠りについたよう。
なんだか感慨にふけりながら、戻ってくるときにシャロムを眺めると、
灯がともされて美しい佇まいだった。暖。
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(写真、なんだかうまく撮れてないけど…
ほんとはもっとやわらかく暖かい感じがして、美しい)

1ヶ月といったら短い時間だけれど、毎日毎日、星たちと月と日の光が
降り注ぎ、雨が降り、雪が降りして、季節はうつろい、日々が過ぎていきました。

…目の前のことに追われて、忘れていたことがたくさんあった。
待つことや、僅かだけ手を添えることや、人と分け合うこと、
こんなことをだいじに新しい一年を丁寧に過ごしていきたい。

                  ・・・
今朝は半日かけてレストランと、ペンションの大掃除をした。
動物性の食物をほとんど扱わないので、掃除がらくちん。
雑巾でごしごしするだけでサッパリきれいになったのには驚きました。
洗剤要らず。
こんなところも菜食のいいところだなって改めて思った次第です。

ゆうべ遅くまで起きてたので、何人かはごはんのあと眠くて寝ちゃったみたい。
まきちゃんは、自転車で、おでかけ。すてき。
ひさしぶりにひとりになった。これから読書をしよう。幸せ。

師走です、今年も健康で過ごせたことに感謝。
できることを、楽しくいっしょうけんめいにやるだけだけど、
そうすることでしかまわりの人に希望を与えることはできないし。
やるだけ。私がますます私らしくあるように、新しい一年を過ごそう。
あ、まだ師走始まったばっかりか…でもそんな気分。

投稿者 chaco : 04:02 PM | コメント (0)