久々のこなけんで小野のこのはなやさんへ。
お店がだいぶでてきたので、今日は店のほうにゴザを敷き
離れのテーブルを運んできて宴会だった。いい感じ。
本日は粉研新年会、特別企画は尚子さんのインド仕込み
「なおちゃってカレー」講習会。
尚子さんらしく、「なければ別に入れなくていい」
「適当で」という感じなのだけど、どこまで焦げ目をつけるかとか、
粉モノの薄さとか、ポイントは外さず、わかりやすい。
そして抜群においしかった…!
手前の黄色いのがベンガル風の魚のヨーグルトカレー、
奥の赤いのが卵のカレー(れんこんボール入り!)、
左奥の白いのはじゃがいものサブジ
(↑なんと煮てケシの実をすりつぶしてペーストにしたものとあわせるのだ
…初めて食べたけどおいしかった!)
ほうれんそうのプーリーと、まみさん自家製酵母でナン教室も!
発酵は家族みんなが入り終わったあとのお風呂に、発泡スチロールの箱を浮かべて
一晩置おいておくそうです。かしこい!あまくて、おいしかった!
他にもいろいろ食べたのだが、(白玉粉を手作りしたというはなちゃんの汁粉もおいしかった!)
胃がびっくりするくらい、そうとうに食べた。
こなけん…みんな料理上手すぎるうえに、みんなおいしいものが好きなので歯止めがきかない。
危険だ。
そして今日は私の送別会もしていただいたのですが…
思いがけずみんなから心のこもったプレゼントあれこれをいただいた。
うれしかったなあ…
まきちゃんのハンドパワーを感じる、藁の鍋敷きと天然酵母パン。
ゆかりさんのシックな手紡ぎ、手染めの毛糸。
ゆっこちゃんのすてきな刺繍の小物入れ。
尚子さんの大好き草もち!(あと歌も~!)
魔女っ子はなちゃんの魅惑のみつろうリップやへちま水、
自慢の自家製梅干パック(去年のと、おととしのと!)、かわいい靴下や種いろいろ。
なっちゃんのお手製野草茶や種、お友だち手作りの上質キャンドル。
まりこさんの愛いっぱい手作りふんどし…!(超かわいくて、一同騒然!)と黒焼き梅干し。
まみさんの焼いた陶器のオブジェや種。
お手紙も。
どれもこれも、手作りのものを添えて、ほんとうに心が感じられて
ものすごくうれしかった。みんなでこそこそと相談したり、
手をかけて心を傾けて用意してくれたそのことを考えるとほんとうーに
ありがたいなあと思う。心からうれしかった。
台湾にいってちょっと元気なくなっても、これらの品々を見たら元気でるだろうなー。
もらった種たちもベランダで育てよう。
こういう人生のなかでの出会いとよろこびの積み重ねが私の財産だなあ。
モノ…けれども心がけひとつで、長く心に残るものとそうでないものがある。
最近渡航の準備で持ち物を整理、自分がなんてたくさんのモノを持っているかと
心が痛む(全部持ってはいけないし)けれど、身軽に、でも出会いのあったものを
たいせつに…と思う。
こなけんのみんな。
気のいい人、大人で、好奇心旺盛で、知的で、個性的で、センスよくて、かわいい。
知り合ってまだ一年だというのに、随分態度がでかいと言われた私だが
これからもあつかましくお付き合いさせてもらおうと思う。縁だわ…。
尚子さんがギターを弾いてくれて、「木を植えましょう」をみんなで歌ったりもした。
このあたりから一心のラブリースマイルも炸裂しており幸せだった。
尚子さんの歌ってくれた正木高志さんのなんともうつくしい歌、
「巡礼」にはじーんとしたな。
みんな元気でげんきで…またまたまた。
海外に居住する場合、日本の市町村にある住民票は
「除票」ということになるらしい。
渡航の2週間前から手続きができるそうなので、昨日は市役所へ。
転出先として、国名を記入するのだが、
窓口では「どちらですか?台湾ですね」というやり取りの後、
書類には「台湾」と書いておいたら、
しばらく事務員の方たちが奥のほうでなにやら話していたが、
戻ってきて「台湾は中国ですので”中国”と改めてください」と言われた。
なんだかなあ、と思う。
日中共同声明のなかで、
日本は中華人民共和国を中国の唯一の合法政府ということを承認し、
また中華民国(台湾)が中華人民共和国の領土の一部だと承認している。
そのかわり、同じく日中共同声明のなかで、
中国は日本に対する第二次大戦中の戦争賠償請求権を放棄している。
台湾先住民のこと、台湾独立問題に関しての現在の両国の国民感情、
両国の歴史・遷移、もう少し勉強したいなと思う。
R.O.C(中華民国)の呼称をやめて、ChineseTaipeiもやめて、Taiwan台湾として
独立したらどうかなあと私は思ってしまうが、台湾の人のなかにも
「いやこっちが本来中国であり唯一の中国だ」と思う人もまだいるだろう。
国ってなんだろう、とも。アイヌやチベットのケースみたいに
国家権力に生活を蹂躙されている人がいる。
先住民はどうだろう。
さて、それから更新したパスポートを受け取り、そのまま東京へ。
ビザの手配など。
台湾に行く度に不思議に思うことのひとつに、女性用トイレに入ると、
なぜか便座があがっていることが多い。そのこと自体に文句はないが、
「では、どういう風に…?」と考えるとすっごい疑問。
目黒に大使館にあたる機能を果たす機関(国交がないので大使館もない)が
あるのだけど、無事ビザが発給されて、
ほっとしてトイレに入ったらここでも便座があがっていたので、
日本であって日本でないような、不思議な気分になった。
夕方まで少し時間があったので、国立新美術館へ。
友だちの作品が展示されているという展覧会(アジア創作美術展)がやってたので。
地下鉄の駅から美術館が直結しているのには驚いた。
みかえちゃんは北京に住んでいて、水墨画を描いている。
地元の顔見知りという程度なのだけど、どんな作品を描いているのか興味があった。
2点、ふっくりとした絵で、細部まで表現こまやか。色の表現もすてきで、よい絵でした。
大賞をとった張今成さんという中国の方(日本在住らしいが)の絵も大作でした。
スケールが大きいというか、世界観がすばらしかった。
暮れかかり、仕事を終えたときこと新宿・浪漫房で少しく呑む。
なんだか昔から行ってるが、最近は駅から近いのと、味がよいのと、
食べたいと思うものが必ずあるのと、値段もまあまあ、ギャルが少なくて(ていうかいないか)
サラリーマンでわいわいする雰囲気がいい、などここに行くことが多いかも。
池林房にも行ってたけど、最近は駅に近いのでこっち。
私たちって食べものの好みがわりにおっさんくさい?というか、店に行ったときに
ときこと食べたいものってあまり食い違わないのだけど、
ゆうべはメニューをちらり見つつ、ああ、本ししゃももいいな、と心で思うと
すかさず「あと、ししゃもを」とか、ときこが頼んでいて瞠目。
テ、テレパシー…?
やっぱり私たち、つきあってればよかったね、と伝えておく。
(今更なにを…今年には二人の子持ちか~)
なめろう、アオリイカ、れんこん天ぷら、ししゃも、菜の花の昆布〆、
めずらしくチャーハンなど、私たちにしてはけっこうがっつり、食す。
食べるのも楽し、呑むもよし、語るもよし。ごちそうさまでした。
そしてあの、楽しくときこと呑んだあと、新宿でじゃあと別れて
あずさに乗って、ああまたしばらく普段は会えないや、つまんないの、と
思うすごーくさびしい気持ちも久しぶりに味わった。
それすらもいいものだ。See you!でハグで今回は別れた。
ともよさんがいつも「がじゅまろ」といい間違えるので
よけいにそんな生き物がいるような気がする。
カフェ「虹のたね」の番犬の名前は“カフェ”。
よく吠えるカフェ。
世界遺産の島もけっこうゴミ多い。
地元の小学生が特別授業で海辺の散策とゴミ拾いに来ていた。
猿にもすぐ会う。警戒などしてくれず、なんだか悔しい。
これも小さい。
大川の滝。
でかい。すごい気。
それと、屋久島の水はすごく甘い。
夕焼けみたいな朝焼け。
ツワブキ。
何度か食べてもみた。
土地の野草でおいしかったのは、ハオラマという草のおひたしでした。
島でも南のほうは南国らしい空気で、暖かい。
宿のおかあさんが沖縄出身なので、これは沖縄の桜。
ピンクが濃くてすばらしかった。
若いころベトナムにちょっとだけ暮らしていたから
青いパパイヤってなつかしい。
熟れたやつを剥いて果実を割るとつやつやのまっくろの種が
きちんと並んでいるのもかわいらしい。
日本のスーパーで売ってるパパイヤって、どうしてあんなに臭くておいしくないんだろう。
ところでこのうちは果樹農家さんだが、
受粉は蜂でなくてハエでしているそうだ。すごいことを聞いた。
ドラゴンフルーツの花が咲いたところを見てみたい。
月下美人のような花なんだって。夜に咲くんだって。
ヤクスギランド。
照葉樹のつやつやの緑に雪の白。
天気は悪かった(このあと雨が降った)が、ちょうど束の間
日が差したとき、とてもきれいだった。
千尋の滝。
滝、滝もすごいが左手の岩肌の斜面、圧巻。
スケールがとにかく大きい。
山尾三省さんの「愚角庵」
白川山というのはとてもすてきなところだった。
島を一周ドライブした。
海に虹がかかった。
灯台から。
屋久島最後の夜はともよさんのお誕生日なので、
永田いなか浜のすてきな宿に。
宿のおとうさんとおかあさんと、囲炉裏を囲んで山の話、
島の暮らし、今の世の中のこと、いろいろなお話。
昔の民家を生かした個性的ででも品のある気分のよい建物。
眠っているんだけど、波の音はずっと聞こえている。
波の音、杉の香りに包まれて、随分幸せな夢をみた。
朝起きたときの感じでいうと、お地蔵様のほほえみのようなやさしい気分。
毎日とりたてて大したことはしていなくて、のんびり過ごした日々だったが
今日はびゅーっと屋久島・鹿児島・羽田・新宿・上諏訪と
乗り継ぎ乗り継ぎで、あっという間に帰ってきてしまった。あれれ。
思いがけず、自分のなかで肥やしになるような深い旅になった。
屋久島は、ただ通り過ぎたのでなく、
自分のなかで生きて意味ある出来事になった場所かもしれない。
突然アレルギーで鼻ぐしゅぐしゅ。
しかたがないのでティッシュとマスクを買いあやしいいでたちだが、旅は続く。
焼酎の蔵で芋焼酎の作り方を説明してもらったり、
お昼に”屋久然料理”をいただいたりする。
品数は多いがすべてほんもので、もたれずおいしかった。新鮮なとびうおの刺身や
ハオラマとかいう土地の野草のおひたしが目にも美しくしゃきっとしていておいしかった。
焼酎は忙しいなか時間を割いて、実際に蔵のなかを歩いて説明してくれるのだが、
説明が終わると自社製品のPRも販売も試飲もなしにさっと見送ってくれるので、
そのあまりの商売っ気のなさに拍子抜けしたほど。しかも見学は無料なのだ。
じーん。本坊酒蔵、すばらしいです。
(というわけで、夜居酒屋で注文して呑んでみました、まっすぐした味のいい焼酎です)
今日は一日曇り空でときどき雨が降る。
ここ何日か、もはや雨でも晴れでもどちらでもよいなと心から思う。
計画をきっちりたてるとどうしても天候に左右されて思い通りにいかなかったり
忙しくなったりするが、雨が降ったら降ったなりの過ごし方だし、
また島のあっち側とこっち側でまるっきり天候や気温が違ったりするのもおもしろく思う。
でも明後日には帰るので、フェリーが出なかったら困るねとこっちに来て初めて
宿のテレビをつけて天気予報をチェックした。曇りみたい、ほっ。
午後はなんとなく白川のお茶屋さんを訪ねてみたり、
ゆるーいガジュマル園を見てまわったり、
それから樹林に行って、おいしいコーヒーをいただきながら奥さんとおしゃべりしたりする。
夕方はまた楠川温泉でほっこり。『楠川温泉=痔に効く』と
四国旅行に行ったときに乗った飛行機の機内誌で紹介されていたと、
地元の人が笑いながら教えてくれた。痔ってな…。
驚くほど小さいがのんびりしていていい温泉だ。
屋久島に正直あまり興味はなかったのだけど、今はほんとうにきてよかったなあと思う。
縄文杉も白谷雲水峡にも行っていない私たちだが、そのぶん無意味に里をぐるぐるしたりして、
素朴で欲のない島の人たちに触れ、どこにいってもポンカンを持たされ、自然に浸り、
楽しく過ごしている。四季を見てもみたくなった。また機会があれば訪れたいなあと思う。
同行のともよさんは若かりし頃は沢登りもがんがんにしたくらい山で鍛えているので
60代半ば過ぎの今でもがんばれば今でも縄文杉くらいは行けるだろう。
でも屋久島に来る前に、テレビで屋久島の紹介をしていて、
縄文杉に訪れる人のし尿を、処理するために島の人が担いで里へ運んでいる
シーンを見て、「それ見てねえ、いやだわ。私そこまでして縄文杉に
登らなくてもいいわよ」ってきっぱり言った。
うつくしい心のあり方…
この人と旅ができてうれしく思う。
樹林の奥さんと「お礼肥やし」の話などするが、屋久島って
みんなそういうことよく言うの、身についてるんだなと思う。
尾之間の農家さんが「いただいたら、お礼に肥やしやってさ」って
暑くもないのに汗かきながらにこにこしてまだ早いタンカンを選んでは
私たちのために収穫しながら、話してくれた。
屋久島では、木を切るときも、1本切ったら2本は植えるとか、そういうしきたりが
あるそうです。すてき。
夜は宿でやってる居酒屋に顔を出したら、二日連続で近所の自然食品屋のおっちゃんと
出くわしてしまった。昨日と今日でそれぞれ違う店なのに、奇妙な偶然だ。
ここのおっちゃんの店で種子島のほんものの美味しい黒糖を売ってくれるのだが、
おっちゃんが「また明日店に寄りなさい、いいものが手に入ったからわけてあげる」というので
何かと思ったら、帰り際にポンカンだと判明。
車のなかはすでに行く先々で人々がにこにこして持たせてくれるポンカンでいっぱい。
その確率というと長野の林檎の旬以上。
人の出会いそれぞれに思い出のあるポンカンなので、しみじみ味わうが、
食べればまた来る、それが屋久島ポンカン…。
屋久島へ。
島というのはこういうことか…
山がちな島の内部ではひっそりと山に雪は積もり、
港近くでは夜半にざあっと雨が降ったり雷が鳴ったり、
かと思えば湿った空気でも地面はすぐに乾いていたり、
日が射したり雨が来たりめまぐるしく天気が変わる。
もう予定は何も立てないことにした。
パーマカルチャーのテクニックにスパイラルガーデンというのがあるが、
島全体がそれのすごいのって感じ。植生もぜんぜん違う。
ていうか、スパイラルガーデンが自然を真似ているんだよね…だけど。
(たかだが1周3時間程度というが、柑橘がたわわに実る南側から、
北に至っては「屋久島の北海道」と言われる雪あられの多い地区もあるとか)
宿のごはんはすこぶるおいしい。
安房の、海が目のまえの、
漁師さんの娘さんがやっているごはんのおいしい宿。
週末から寒気がきて山は歩けなくなるということだったので、
今日は急遽ヤクスギランドへ。
照葉樹のつやつやした緑に、ところどころ、雪の白、不思議な光景。
屋久杉もこぶこぶしていてすばらしいが、ツガが好きな私は
屋久杉に負けず劣らず大きなツガに感動。
ヒメシャラの抱きかかえて指先の届かないのにも驚いた。
ヤクザルにもヤクシカにもたやすく遭遇したが、
小さい!長野の猿や鹿よりもずいぶんずいぶん小さいのです。
獣害がここでも深刻だそうで、港でレンタカーの会社の人がまっさきに
「観光客が餌を与えてしまうので、西部林道などでは餌を期待してわらわらと寄ってくる。
止まらず、クラクションを鳴らして甘くしないこと」と言っていた。
…いずこも同じ。蓼科はまだ寄ってくるということはないが、それでもときどき餌を
あげようとしている観光客は見かける。あれ、ほんとうにやめてほしいなあ!
おべんとうは「できたて屋さん」で頼んで作ってもらった
おにぎり2個に卵焼き、鯖の焼いたの、
つけ揚げ、きんぴら、梅干にたくあんが、竹の皮にくるまれた、
理想のお弁当でした。お店のおばちゃんがすごくいい人で、
ぽんかんも持たせてくれた。山の中でぽんかん、森と柑橘のいい香りが
相まって幸福な休憩になった。ありがたい、ありがたい。
宿に戻って少しだけ昼寝をして、それから島の南側をドライブ。
花がいろいろと咲いていて、気候がぜんぜん違うんだなーと思う。
千尋の滝へ。
午前中、老大樹の気に触れながら、
自然の流れを身体に取り入れるっていうことを意識していたのだけど、
滝、すごいです。ざあっと壮大に広がる岩肌の斜面と、
悠々と落ちるものすごい水量の、滝。
来て、よかった。
緑の島、水の島。
そういえば、屋久島の水は飲み口がとても甘い。
ふだん水はほとんど飲まない私だが、夜になると酒でも飲むように水をちびちびいただいている。
今日はヤクスギランドの森のなかで汲んだ湧き水だ。甘い。
夕暮れどきに尾之間温泉でばっちり芯まで温まり、地元のおばあちゃんと交流し、
帰って今日も宿のおいしい夕ごはん。
新鮮なめずらしい魚がたくさん出てくる。
焼酎「三岳」は癖がなく飲みやすい。
それにしてもここの宿のおかみさん、愛想はないがいい感じだ。
2階に100冊くらいか、蔵書があって好きに読めるようになっているのだが、
推理小説かハードボイルドしかなかった。はは。
食後、宿の玄関先に置いてあった「生命の島」を夢中で読みふける。
先の12月に終刊となった屋久島の季刊誌で、日吉眞夫さんという方が編集長。
この日吉さんが11月に癌で亡くなっているのだが、
その最後の日々に綴った文章のなかに「わたしにとって死とは何か」という文章が載っていて、
そのなかで、目が見えない(薄くなる)とか、耳が遠くなるとか、
浮腫ができて皮膚感覚が鈍くなるとか、五感の感覚が鈍って外部世界は遠のく。
また、外部への伝達ということもままならなくなってきて、
他人から見たら意識があるのかないのか、わからないような状態にもなってくる。
しかし、本人からしてみれば内部世界は変わることなくあり、思惟する意識は
衰えず、むしろ冴え冴えとしてくる、とある。
「あれほど硬くくるまれ保護されていた栗の実が、自然に毬から剥がれて落ちるように、
胎児が母胎から産道へ剥がれ落ちるように、意識は、もっともっと広い、
透明な、意識そのものの世界の唯中へ、はらりと舞うようにはがれてゆく。
その透明な意識の世界は透明でありながらゆたかな色彩を帯びている。
この世的にはそれは死であるが、意識それ自体にとっては故郷への帰還にも似た、
再生である。わたしには、そのようなイメージである。」
季刊「生命の島」終刊号より
有限会社生命の島 発行
なんだかなんだか、これを読んで正直でありたい、と思ってしまいました。
今日は中国語のレッスンが先生の都合で急遽休講になってしまい、
笹原の家の整理などしていて、大家さんがお茶に誘ってくれたので
母屋におじゃまする。
お父さんは囲碁に出かけていたので、お母さん(はつえさん)とふたりで
お茶して、気がついたら3時間くらい、しゃべってたかなあ。
凍み大根の作り方教わったり、小正月の行事や
山浦の昔ながらの暮らしや、農業のことや食べもののことや、いろいろ。
で、日も傾いてきたんでそろそろ帰ろうと戸口まで来たら
今度はお父さんが帰ってきたのでもう一杯とすすめられて
結局4時間くらい、母屋にいたのかな…
楽しかった。
さみしがってくれて、こうやって別れを惜しみつつ
おしゃべりして。かわいがってもらって、ありがとう。
ふたりとも大好き。元気で元気でね!
短かったけど、ここに暮らせてほんとうによかったなあ。
今日はあと、気重に感じていたことから解放されたような気分にもなった。
嫌なことって、じっと見てどうしてそうなのかがわかるようになれば、
案外へいき。今回のはすごく時間がかかったし、苦しかったが、
もういい。と思える。包み込むように。
そのことさえもありがたい。気づきがたくさんあったので。
ハーバルノートの冬の単発レッスンへ。
いつもの、まあるいテーブルで。
このうえなくやわらかい清浄な空気。
ゆったりとした香り。質素だけど、ていねいに整えられた場所。
今日テキストといってくださった紙には
「HARBAL NOTE simples' SPRITS」ということで
以下の言葉が…(以下引用)
’できるだけ’から始めること
簡素であること
自然であること
自然のサイクルで生きられること
心と身体を使って考え行動したいと思うこと
優しい、柔らかな場所を育てること
(引用以上)
それからあとは白紙になっていて、自分の好きなことを書き込めるようになっていた。
レッスンの最後に大好きなあの手作りスコーンでお茶もいただいたので、
プレイスマットにも早変わり…。
ガーデニングというが、Gardenという言葉の語源には
guardする、塀で囲む、という意味合いがあるそうです。
それに対してFieldという言葉がある。
無限の可能性の象徴であり、時間があれば荒野であっても
豊かな土地へと変わることもできる。
ますはGardenで、囲って自分のたいせつにしているものを
育む時期も必要かもしれない。それをしだいにFieldに転換していく生き方、
ということを先生がおっしゃっていた。
おごらずに、いい場所を、淡々とていねいに。。。
20代を通して、アロマの勉強を通じてエリ子さんの生き方に触れることができて
私はよかったなあと心からうれしい気持ちで、少し涙がでそうだった。
夜はゆみこさんちでおいしいごはんをいただいた。
豆腐のステーキにもちあわのソースをかけたものや、
小さくかわいく握った炊き立ておにぎりなどなど、
心づくしのお料理と、おしゃべり。
心あったか。ありがとう。
久しぶりにT社長に電話をかけて、
台湾に行くことを伝えたら、仕事の話とそれから
「桃園のですね、日本料理屋に私のボトルが入ってるんですけどね。
ほとんど飲んでませんから…」と、ごにょごにょ言ってておかしかった。
景気悪すぎてボロボロって感じだったが、なんだか懐かしい、あの感じ。
今日は歯医者、眼医者、それに保険の契約の話など。
歯医者さんは変わっていたが、いいお医者さんだった。
保険屋さんも誠実でいい人そう。
運がいい、運がいい。
人にはとにかく恵まれるなあと思う。
(別に歯医者だとか保険屋だけの話でなくて)
それにしても、荷物がぜんぜんまとまらない…
私の人生でのいちばん大きな課題というかまずい点っていうのは
物の整理がつけられないことだよねえええ。
武井武雄の作品展に行きたいなあー。
行けるかな?なんだかもうあまり時間ないなあ。
朝、でかけるまえにまきちゃんにもらった手作りの干し柿をいただいた。
なんて、かわいいマル。味もすごーくおいしかったぁ。
まきちゃん、さすがだね。
昨日がんばっていろいろしたので(←社会人度?が要求されることを)
すでに息切れ…かどうかはしらないが、午前中だけ用事をして、
午後はまったりと過ごした。
少しだけ、CESのレポートとか見て、仕事の準備する。
ある意味失語症みたいなもんで、言いたいことはあるが
単語がでてこないって感じなもので。リハビリ~。
夜は近所の友達とさらっと会う。
お茶をたくさん飲んだ。
アパートの階段を上るときに、階段すら、久しぶりだなあと思った。
大丈夫なの~?
台湾に持って行きたいと思うものはいっぱいあるが、
(なぜなら気に入ったものがすでにあるのに、同じものをまた買うのはもったいないしいや)
輸送料の見積もりとか出してもらったらやっぱりかなり高額だったので、
持ってくものはギリギリまで絞ることにした。
台湾でこれだから、もっと遠い国とかはさぞかし大変だな。
お金のかかることばかりで気がめいる。
仕方ないんだけど。
2009年1月18日(日)
南箕輪村民センター 1階ホール
午前の部 9時30分会場 10時上映
午後の部13時30分会場 14時上映
前売チケット 大人1000円(当日1200円)
高校生 500円(当日700円)
中学生以下無料
地域情報。
後援 九条の会たつの、九条の会みのわ、九条の会いな、手良九条の会、美すず九条の会、東春近九条の会準備会、九条の会長谷、高遠九条の会準備会、九条の会こまがね、上伊那民主商工会、西箕輪九条の会準備会、上伊那地区労連、伊那市民劇場
協力 伊那国際交流協会
映画「靖国」上映実行委員会 事務局090-3558-5360(馬場さん)
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私も観たかったのでわりと近くで上映会を企画していただけてうれしいです。
それにしても、準備会も含めて伊那・辰野地域には九条の会がすごくたくさんあるんだなあ…
単位が細かいということもあるかもしれないけど、すごい。
きくちゆみさんのHPでガザの写真や、
日本での報道と真実との差異などに多く触れてますので、最近よく読むようにしています。
何もできないけれど、子どもたちがたくさんたくさん犠牲になっていて、
とても惨く、歯がゆいです。
なんだか今日はすてきすぎてため息がでるので
みなさんに紹介したい、なっちゃんのこと。
なっちゃんこと夏花ちゃんは伊那で旦那さんと農業をやってるお友達で、
農場の名前は「七草農場」。有機で宅配が主のようです。
こなけん(粉モノ研究会…って粉だけでなく、醤油も作れば田植えもやるし、
なんでーもありだけど)のメンバーでもあります。
私が彼女に初めて会ったのは、多分馨さんのとこに訪ねてきたときだと思うのだけど、
もう目がキラッキラッしてて光が強くて、顔全体もなんていうかぱーん、って
明るく輝いてて、すごーく、印象的だったのです。
なっちゃんを見ててすごいなと思うのは生業としての農ももちろんだけど、
それだけでなく興味のあるいろいろなことを多角的にどんどん行動に移していく、
その前向きで楽しそうな感じはすばらしいなあと思う。
かっこいい!性格も明るくておおらかですてき。
七草農場のアイテムとか見ていても、野菜だけでなくて
自分でついたお餅とかいろいろ加工品やら野草茶なんか作って、
組んで送ってるんだって。
と、大絶賛だが、七草農場には遊びに行きそびれている私です。
…すっげ、行きたーーーい!
ぴんボケの代償として今日は一日よくくるくると動いて
挽回してはみたものの、結局月末にはバタバタと東京に行ったりとか
なんだかたいへんそうだけど、なんとかなりそうでホッとしたー。
はなちゃんの、すてきなメール。。。
『行けない時は行けない、行けるときはどんなことがあっても
行けるようにできている、そう思う。だからどっちになっても
そうなるようにできている・・のだ。』
でも、あの国のゆるさって承知はしていたものの、
大使館にあたる機関の人にビザの申請に必要な書類を
確認したら、「欠けてるのでは?」というものがあったので、
こちらから「あの…これも必要じゃないんですか?」と尋ねたら
「あはは。そうです、忘れました。それも必要ですね~」と
ゆる~く言われた。憎めないが…慣れるしかないな。
ちょっと慎重になるのと、そのゆるさに寛容になれるゆるさを
持ち合わせてれば大丈夫?
今日とてもとても久々に化粧をして(←でもけっこういいかげんに)、
それから時計を見たらあっという間に30分以上経っていて、
なんだろうとすごくびっくりした。
私がノンビリしすぎなのか、そういうもんなのか、
40分かける価値のあることって…なんだろーなんだろー。
でもしてた頃はざっざかと10分以下で終わり!って感じのことが多かったので、
それにしてもプチ衝撃でしたわ。
時間にあわせて生きるのじゃなく、時間のほうを自分に引き寄せるっていう感じを
仕事で忙しくなっても忘れないようにしたいと思う。
今日はいろいろ。
パスポートの更新や、市役所での手続きあれこれや、
古巣へ行って海外引越しの相談や(段ボールももらった…)
中国語のレッスンや航空券のことや。
働いてるいろいろな人とお話すること。
かっちりしたとこのうしろに見えるスキマみたいなものが、なんだか愛しいなあと思う。
夜はひとしさんと語り飲み。
いつでも、少し先のほうを歩いている人、っていう感じ。センパイ!って感じ。
自分とすごーく似ている部分と、ぜんぜん似てない部分があっておもしろい。
新しいことを始めるときの、自分を信じることのできる強さみたいなことは、
似ている気がする。
似てないところは、悲観しないってすばらしいことだよなあ、と思った。
相変わらず、「平ら」な感じで……。それはいい意味で、そして熱があって。
ベンチマークみたいだから、お互いなんだか忙しかろうと
時間をとってときどきはお話したい人のひとり。
すてきだからみんながそう思ってるだろうけど!
ありがとう、ありがとう。
美ヶ原温泉にしっぽり一泊。
自分で予約とったので、土日は混むからねえ…とあえて日・月曜で予約を
とったんだけど、よく考えたら連休でした。
あめ市も重なりものすごーく、混んでた、松本。
ヒカリヤ・ニシでランチをいただいたのですが、とにかくおいしかった!
デザートも重なってきてかわいかった!
今日は中町でお買い物をしたりして、味のある器などちょこちょこっと買ったり、
松本満喫。
帰ってきて、私は気がついた。
台湾の、「居留査証(ビザ)」と「居留証」というのは別もの…。
「居留証」の申請は、台湾に入国してから会社の人事が手伝ってくれると言ってたので、
労働許可証が取れた時点で安心しきってたんだが、大間違い…
なんか必要な書類を整理しておこうと思って、偶然自力で気がついたんだけど、
危なかったあー。
現地採用って誰かが親切にあれくれと気遣ってくれるわけでなし、
私みたいな人にはあぶなっかしい。
何とかなるだろ。と思ってるからよけいに危ない。
というか、パスポートの更新すら、まだしてないという体たらくなので、
もしかしたら間に合わないかも…。
屋久島行ってる場合じゃないかも…。サー。(←青くなる音)
自分のぴんボケっぷりにびっくり。
何かまだ忘れてることありそうだなあ。
………。
脳みそダダ漏れ…
最近、ほんとに仕事できんのかなー、とかも思う。
………。
楽しいけど…!
ゆき ゆき ゆき降った…
今年は雪が少なくてこんなに降ったのはじめてで
きれい うれしいなあー。
と、風邪でどこにも出歩かないのをいいことに窓からしきりに
降りつもる雪眺めてはにやにや。
今日は一日ほとんどベッドの中で過ごした。
「スピティの谷」というインド北方の山岳地帯にある谷間に暮らす
チベット民族を訪れた人の書いた本。
雪の静かな日に文章はどんどんしみこんで
想像は時空を超えてスピティの谷へ…
行ってみたいな…
こんなずっと寝てたじっとしてたのもほんとに久しぶり。
外国で具合が悪くなることを想像したらあれってなんて
つまらなくさみしいものかと、思い出した。
まきちゃんが遊びにきてくれて、ふたりで小淵沢へおでかけ。
気療に行ったんだけど、手のひらだけじゃなくて身体全体で感じる
気の感覚がおもしろくて、どんどん時間が経って、
帰りは気に酔ったようにぼわーんとなって、おもしろかった。
複数人がいると、みんなでおしゃべりしてるみたいで楽しかった。
胃腸もどんどん動き始めるので、みんなおなかもぐうぐう鳴ってて、
そういうおしゃべり…。先生のおうちも素敵だったなあ。
今日は七草だねって、七草を買って帰ったのだけど、
笹原の家には塩とか食材とかもうほとんど何もなくて、
苦肉の策で、オリーブ油で炒めた七草と、
全粒スパゲッティと、梅醤、手作り醤油をあえて
不思議な七草パスタを作って、しおりちゃんと3人で食べた。
まきちゃんありがと。。。
今朝はまきちゃんに楽健法やってもらった。気持ちいい~!
身体がゆるんだところで、風邪を治すべくぐうっと寝た。
ゆるむって大事!
ファミレスから帰ってきたら風邪をひいていた。
普段人がたくさんいるところに行かないけど、、、
何かもらったらしいわ。
まきちゃんは本音で話せる友だちだけど、
いつもその心のなんというか透明さというか強さ美しさに
はっとする。いつもきれいなものを、どうもありがとう。
台湾に行く前には行きたいなと思ってたなかやを訪れ1泊。
子どもたちともりもり遊んだり、
おいしいごはんをいただいたり、
夜は大人時間でなつさんもいっしょにたくさんおしゃべりしたり、
樫の木でスプーンを作ったり、、、
五感めいっぱい使って遊んでしあわせだった。
ありがとうなかや。
大好きな友達と行けたのもうれしかったなあ。
ときさんとなつさんのパートナーにしても、子どもたちにしても
そうだが、互いの個性を尊重しつつ、家族の個性が輝いてる、
そのことがまずすばらしいし、ライフスタイルってどうであれ
暮らしている本人たちが自分たちのたいせつにしていることに
耳を傾けどれだけ忠実にいるかで、輝き方が違うけれど、
あそこはほんもの。
寄り道?をしようと思う自分にはまたいろいろと感じるところがあったけれど、
五感をたっぷり満たしてうれしく、感慨深かった。
それにしてもスプーン作り楽しかったなあ。
またやりたい!
帰りに駒ヶ根のネパール料理屋に導かれるように入ったら
なんと知り合いしかいなくて(しかもみんな駒ヶ根在住でないのに)
すごい濃い空間だった。
ぜんぜん知らないそのネパール料理屋はかなりおいしくて、
すばらしかった。辛いひよこ豆のサラダみたいなのを
頼んだら、隣の席の友達の連れが外国の人で、
It's an adventure of your senses!
とそのサラダのおいしさを表現していた。
五感の大冒険=なかや、ってとこで私はつながってたが、
直樹くんは「なかやに行ったらあの家も家族もネパールを
思い起こさせる雰囲気があるなってずっと思ってて、
それで偶然ネパール料理でしょ?つながったー!」とか言ってて、
なんだか奇妙にリンクした夜だった。
ほんとうに、あのお店に行けたのはいろんな偶然が重なってたので、
びっくりした。
今日は新年最初の中国語のレッスンに行き、
午後はともよさんと屋久島行きのプランをお茶しながら楽しくたてて、
それから夜ごはんを食べたり、
夜は夜でK先生とドイツから帰国中のちよちゃんと久しぶりに会って
お茶したりして豪華な一日だった。
ちよちゃんとは仕事のあとで9時くらいには会おうと言っていたのだけど、
電話がならないので仕事が終わらないのかなあとのんきにしていたら
いつの間にか10時半になっていて、おかしいなと電話してみたら
私の携帯がつながらないだけだった。
電話したらK先生と近くのファミレスにいたので速攻で合流したが、
なんとか間に合ってよかった…!
みんな元気で元気で、またまた愛ましょう◎
写真はなかやで作ったさじ…茶さじを作りたかったのだけど、
削ってるうちに「小さじ」になったけど、とびきりめんこいです。
奥は直樹くんが餞別にくれた竹のお皿。
めちゃくちゃうれしかった、ありがとう!
謹んで新年のお祝いを申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
日本のお正月っていいなあ…
と、おだやかに晴れた朝、お雑煮とおせちをいただき、しみじみと。
年越しは、しおりちゃん宅で手打ち蕎麦の会。
0時くらいから蕎麦を打ち始めるというので、
なんでだろうと思っていたら、
年越し蕎麦は年が明けてから打つものだと思っていたらしい。
あまりに遅かったので、しおりちゃんパパママが先に寝てしまい、
ガッカリしょんぼりするしおりちゃんがめちゃくちゃかわいかった。
こんなに子どものピュアでかわいい心のまま大きくなった人は他に知らないと思う。
しおりちゃん見てると、ときどきくっと泣きそうになる。
ポニョを観て泣いたみたいな気持ちで。
というわけで、新年明けてすぐにはとりあえずみきちゃんお手製の
蕎麦シフォンケーキをいただき、それからおもむろに、
和やかに蕎麦を打ち、手作り醤油でおいしくいただいた。
そば粉はひさえさんの蕎麦。
伸ばした蕎麦の切れ端を揚げてそばチップも。
分かち合いありがとーう!
ななち&だんなさんも一緒で、笑いすぎでお腹痛いよ~~。
しかし「あぁこんなに食べちゃダメ…」と思いながら
食べ続けた年越しだ…
しおりちゃんとみきちゃんと遊ぶとたいがい食べ物があいだにある。
幸せだが、太った太った。
今年は食べ過ぎない…
…なんてこと言ってる!
2009年のアファメーション…
私はひとつひとつのことを大切にやります。
私は変わり続けることを平常心で見つめます。
答えはひとつではないのだから。
ゆっくり、じっくり。
プラス、中国語でコミュニケーションが取れるようになります。
外国語は脳みその今まで使ってない部分に対して、扉を開く気がする。
新しい年に、リルケのこの言葉を…。
Be patient towards all that is
Unsolved in your heart
And try to love the questions
Themselves.
Do not seek the answers
That cannot be given to you
Because you would not be able to live them.
And the point is to live everything.
Live the questions now.
And perhaps you will gradually
Without noticing it
Live along some distant day
Into the answers.
Rainer Maria Rilke
Live everything...Live...everything...
All the best for 2009!!