市 中 は 物 の に ほ い や 夏 の 月 凡兆
この12種類の文字を、この順番で並べるだけで 凡兆が画いたイメージが、 寸分違わず今ここに立ち現われる。
だれにでも、どこででもできる、簡単な作業。 玉手箱のように、持ち運んで、好きな場所で開けば雲立ち昇る。
ことほどさように、言葉というものは。