2006年11月11日

フュージョンの話。

11月8日(水)。

秋にしては、強い日差しが、

大通りを、斜めから照らしている。

インディアン・サマー。

青い空。

ビルを照らす午後1時の陽を見て、

アメリカ中西部を歩いている錯覚におちいった。

それはたぶん、

斜めから差しているのに

強い光

そしてビル。

という組み合わせが、

この国らしからぬ

稀な光景だったからだ。

(遠い日、映画 Blue Thunder (1983)  のなかで見たような。)

日本なのに、

日本ではない光。

何を見ても、何かを思いだす。

国道15号線なのに、

テキサスの光。

これもまた、フュージョン。

私の頭のなかの。

異なるものの組み合わせが生む

不思議な快感。

「ディペイズマン」という言葉は

高橋に教えてもらった。

富ヶ谷の陸橋で

見上げた空に

那覇を思う。

秋山晶は、

青山で

きょうも

バリを思いだしているだろうか。

Fcuk!

ロンドンは

今日も燃えているか。

クリスマスキャンドルの灯は

揺れているか。

ディペイズマン

ディペイズマン

ディペイズマン


投稿者 vacant : 2006年11月11日 02:09 | トラックバック
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