2007年03月08日

(ひとつ前からのつづき)

そんなわけで、

「汚いけど、綺麗。」という、

赤瀬川原平的な意思は

多くの芸術作品のなかに

細胞のなかのミトコンドリアのように

共通して見られる要素である

ことがわかったのだが、

例としてあげた人々の人選が、

いまいちぬるかった。


ヴェンダースや

フィッツジェラルドどころじゃない

うってつけの人を忘れていた。

ベッヒャー夫妻ですよ。

ベッヒャー夫妻


現代における、「汚いけど、綺麗。」思想の

発見者にして

体現者。


・・・


なんて別に知り合いでもないんだけど。


そんな瑣末な話をしているあいだにも

春は着実に兆しているんだろうけど。

投稿者 vacant : 2007年03月08日 23:59 | トラックバック
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