August 12, 2010

明晰夢とINCEPTION

昨夜はいつものように子どもたちと添い寝して、目覚めたのが夜中の2時頃。
それから深夜家事をして、twitterとか見ながら一服して、布団に入ったのが3時半頃。
なかなか眠くならず、最後に時計を見たのは5時くらいだった。

気がついたら夢の中。
私は夢の中ではっきりと、これは夢だ、と分かる。明晰夢(≒幽体離脱)というらしいね。
夢が嫌だと目覚める技も持っている。
嫌な夢を見て、目を覚まして水を飲んで、こんな夢見たよー、んもう。と話をしている、
それも、また夢で、ああんもう、目が覚めないよー!という夢をハッキリと見ているときは、
だいたい、体がぐっすり寝ていて頭がキンキンに冴えてるときで、
そういうときはもう救いようがない。
なるべく嫌な夢にならないように嫌なことをイメージないようにするしかない。

今朝はまったくそういう状態で、ううー、この状態つらいから、飛んでかないように
捕まえてて、と大介にひざまくらでぎゅっとしてもらって、というのもまた夢で
(そりゃそうさ今は別に寝てる)、ちょっと辛い睡眠だった。

ところで、先日幽体離脱についての記事を読んで、離脱中は性的興奮が増すだの、
宇宙に行って楽しかったのと、ほほーな情報を仕入れていたので、試してみた
……かどうかはさて置いて、まあ宇宙はほんとに帰ってこれなくなったら怖いので
やめといたけど。いや、夢だから絶対帰ってこられるんだけどさ。

で、夢の中でどんどんシーンが移り変わっていく。
私の子どもたちも出てきた。現実よりちょっと成長してる。
赤ちゃんもいて、え!3人目だ。でも私は知らないな、と、この子の名前は?と上の子たちに聞くと、無言。
あ、これは私が3人目アリだなとか、いそうだな、と思ってるから脳が作ったんだ、と思ったら見えなくなった。
2人の子どもたちは、現実とは違う顔で、でも可愛かった。
最初見た娘の顔には食べかすとかが付いててちょっと汚くて、
きっとこれも私のイメージのせいだ、と気づいたら綺麗になった。

夢の中で、こういう状態の中で自分自身や家族や友だち、仕事、などに対していいイメージを持ったら、現実にもかなりいい作用がでるんじゃないか?と気づいた。今度やってみよう。
self-esteem高まりそう。
って、これぞまさにINCEPTIONじゃん。セルフインセプション、私、できるじゃん!

そろそろ目が覚めたい……と疲れてきたところに、悠が背中を「キック」してくれて、目が覚めた。そうだよ、私は子どもたちと寝てるんだよ、……現実に戻れた。
INCEPTION観たばかりでタイムリーだった、夢のおはなしでした。

で、INCEPTION。
結構、「難解だった」という感想を見かけていたのだが、まったくもって明解で、
あのお話のルール=設定(ストーリーの進行とともに説明されていく)をその都度
理解していけば全然素直だったんだけどな。
あー確かに最初の方は誰の夢だったんだっけ?というところもあるので、また観たいけど。
個人的には第2階層のシーンが美しく楽しく、効果的だったと絶賛しときます。

私も夢の中で、死んだ母と、つまり私の中の母のイメージと、話し合いをしようかな。
一皮むけたりして。

投稿者 tokking : 10:41 AM | コメント (0)