December 11, 2005

老舗酒蔵にワインセラーという裏切り

真砂、子守唄、20時54分。

古書店で購入した書籍には様々な物体が挟まれている。
大方は栞、それも紙製のやくたいも無いものだが、稀に「飛行機の半券」、「住民票の写し」、「給与明細」というプライバシーフリーな方がいらっしゃるようだ。

今回の栞代替品は、「拾壱月」のスタンプが押されている天狗が持つ扇型をした鞍馬山ケーブルカーの半券が一枚。
・・・いや違うな、「鞍馬山内の諸堂や施設」とあるから、寺院の参拝チケットだろうか。
「参拝記念」と記載されており、「ケーブルカーを片道ご利用していただきます」と丁寧ながらも断定口調で選択権も与えられない様子の上、ケーブルカーに乗る際には、「この花びらを係員に呈示」しろという。
見せませんよ、花びらは。

半券が手元にある以上、ケーブルカーを利用せず、自らの脚力をもって下山するという暴挙に出ているのだろう。
ケーブルカーで登山するような急勾配、未開拓なルートを脚で下るというのはどの種のプレイなのだろうか。

天狗・・・?

投稿者 yoshimori : December 11, 2005 11:59 PM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?