December 15, 2005

「ごめんね、諭吉しか持ってないの」転じて「払う気無し」

飛鳥、バスガイド、16時47分。

陽射しで長い陰を落とす店名のロゴ。
窓際の席でビールが飲みたくて、陽も高いうちから止まり木に座る。

ブロンズグラスを指差しで頼むが、出てきたのは普通のグラス。
店員を呼び止めて交換を要求する。
「何を言ってるのだろう、このアフロの出来損ないは」と不条理な表情を貼り付けたままカウンターへと引き返す店員。
程無くして出てくる青銅製グラス。

金属と唇が触れ合う以外、ガラス製と何が違うというわけでも無し。
薫り高きアロマが、腹いせのママレモンに感じてしまう器の小ささ。

投稿者 yoshimori : December 15, 2005 11:59 PM | トラックバック
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