境港、交通情報詐欺、xx時xx分。
高校時代の同級生と共に農村地帯を山に向かって歩いている。
途中、裸足であることに気付き、畦道に脱ぎ捨てられている農作業で使用すると思しきプラスチック製の靴を拝借する。
同級生との差は開くばかりか道に迷い、母校でもある小学校付近の交差点に隣接する交番で道と同級生の現在地を訊ねる。が、誰もいない。
交番とはいえ、古刹もしくは神の社の如き佇まいで、一枚岩で建てられた石塔には大仰な漢字が彫り付けられている。
「自殺より他殺」
これは標語か?
釈然としないながらも、同級生を追うべく急勾配な道なき道を這いつくばるように登ってゆく。
徐々に恐ろしくなり、携帯電話で同級生に連絡するも留守電につながるだけ。
えーと、今、もの凄い斜面に張り付いてます。
油断したら身体が剥がれて落ちそうです。
履いてる靴も頼りないし、携帯片手に体重を支えるのもかなり厳しい感じです。
これ聴いたら折り返し連絡下さい。
ぶっちゃけやばいんで、宜しくでーす。
意外と冷静。
投稿者 yoshimori : January 3, 2006 11:59 PM | トラックバック