湯布院、現場は大混乱、10時32分。
寒さで目覚め、窓から見える石燈篭が白く覆われているのを睡ろみながら見る。
雪かーい!
冬は鍋の季節ということで、高頻度で元力士が営む店を訪れて鍋を突付くのだが、店内で流れる「どすこーい、どすこーい」というフレーズが頭から離れない。
離れない離れないと思っていたら購入していたという話。
なにぶんデーモン小暮閣下の三万分の一も角界に対しての知識を持ち合わせていない上、かつての「大相撲ダイジェスト」が始まる太鼓の音が流れ出したらテレビを消して寝るものと信じていたし、四十八手と聴けば中2的に妄想は膨らむばかりで、行司には式守と木村しかいないというのをもっともらしく語るくらいでは毛ほどの役にも立たない。
で、『相撲甚句 特撰集』なのだが、職場で流すにはやや遠慮がある。
でも聴く。
これは・・・和む。
作中、「鶴と亀」という甚句が収録されており、なかなか趣き深い。
内容を適当に要約すると、鶴夫が亀子に求婚するがすげなく断られ、理由を問い質すと、「あんた先に死んだら、あたし九千年も後家やないの」という返答。
亀子、一万年。
投稿者 yoshimori : January 21, 2006 02:43 PM | トラックバック