リバプール、産業革命デリバリー、19時54分。
2002年10月、四年に渡る交渉の末、言うなればある利権を手に入れたイングリッシュマン監督、ダニエル・ゴードン。
かつて1966年ワールドカップに参加し、イタリアを破ってベスト8まで進出を果たした朝鮮民主主義人民共和国イレブンと接触する許可を得た監督は、当時の映像を交え、ドキュメンタリー映画『奇蹟のイレブン 1966年W杯 北朝鮮VSイタリア戦の真実』を製作。
本作では、北朝鮮の市井に暮らす人々の日常生活を、第三者の目を通して初めて明らかにした貴重な映像資料にもなっている。
英国人スタッフの元で撮影、編集された為に、北朝鮮的プロパガンダは薄いのだが、代替として白人至上主義にも似たアジア蔑視の発言がやや気になる。
「彼らはベッカムだって知っているんだ。全く信じられないよ」
お前の駄目さ加減にもびっくりだ。
あ、ぶっちゃけ映画は未見で。
投稿者 yoshimori : January 22, 2006 11:59 PM | トラックバック