宇田川、オーダー時はいつも闇夜、15時03分。
フランス語を訳してみる。
゛Voleur de Fleur"(ヴォルール・ドゥ・フルール)
「花泥棒」
世間的には「罪が無い」とされているが、立派な犯罪である。
窃盗犯として訴追されても致し方ない。
件の花泥棒は、逃避行の果てに一軒の珈琲専門店へとたどり着く。
フレンチポップが流れる店内、窓際カウンターでは直射日光が眩しく差し込み、壁際奥のテーブルには何故か照明すらなく、フィルム・ノワールの如き薄暗さというコントラスト。
ループ状のカウンターに並ぶひとりの女性に目を奪われる花泥棒。
ミルで挽かれる豆の醸し出す音とアロマに惹かれつつ、女性が持参したと思われる文庫本の表題を横目で眺める。
田中康夫著、『なんとなく、クリスタル』
え? 大丈夫?
ううう・・・(涙)
投稿者 yoshimori : March 11, 2006 11:59 PM | トラックバックおぉ。懐かしいですな。
今でも看板だけあって店はないみたいな…。
そういや美味しい珈琲最近飲んでない…。
カフェイン不足で脳みそスッカラカン。
先生、黒魔術では「まっくろくろすけ」から上質のカフェインが抽出される、と「みのもんた」がほざいておりました。
これで、日本の美しい旧家から「くろすけ」が駆逐されるかと思うと、あのゴルフ焼けが憎くてなりません。
先生のお力で「みの」に天誅を!