シシリー、ヴァージンエクストラで全身洗浄、12時25分。
本日は、「マフィアの日」。
何で?
放置してもよかったが、マフィアばりに血の掟で生きている自分としては見過ごせないと、近所の耐震偽造されたまま気付かれていないマンション受付で、常時暇そうにしているデ・ニーロ似の守衛に訊いてみる。
デ・ニーロに似てるってだけで。
以下はそのまとめ。
1282年、当時シチリア人はフランス国王の叔父、シャルル・ダンジューの圧政に苦しめられていた。
復活祭翌日の月曜であるこの日、「晩祷」するシチリア市民が教会に集まる中、フランス人兵団が訪れ、土地の女性をあれこれしようと連れて行こうとした為、女性の夫が妻を守ろうと兵士を刺殺。
フランス人兵士の日頃の蛮行に業を煮やしていた他のシチリア人全員で、フランス兵団を襲い全滅させてしまう。
逃げ惑う残党を教会の端に追い詰め、最後のひとりを亡き者にした瞬間、晩祷を告げる晩鐘が鳴り響いたことから、「シチリア晩鐘事件」と呼ばれる。
動乱は全島に拡大し、フランス人は続々にサーチ・アンド・デストロイされ、死者は4000人以上に及んだという。
シチリア人のキャッチフレーズ、
゛Morte alla Francia Italia anela゛ (全てのフランス人に死を、これはイタリアの叫び)
の各単語を頭文字だけ並べ、゛MaFIa゛の由来とする説がある。
ほんとですかー?
「信じるも信じないもお前次第だ」
その髪型って役作りで抜いてるんですよね?
「俺がマフィアだったら皆殺しだよ」
よかったー、ただの冴えない守衛で。