「ソイビーンズの中には全てが詰まっている」
ニカラグアで幾多の戦地を潜り抜けてきたという祖父が残した言葉のひとつだ。
象はゾウでしかないが、麒麟はキリンだけを指すとは限らない。
鼻の伸縮と首の長さを同一視することは無いように、存在の確かさと不確かさにおいては歴然としていると言える。
イソフラボンとタンパク質以外に何があると言うのだろう。
幼い頃に観た映画の台詞にも似た響きを持ってはいるが、祖父亡き後25年も経過した今でも理解していない。
意味は無いのかもしれない。
確かめる術を失い、ひとりニカラグアを目指す。
いい夢旅気分。
(了)
投稿者 yoshimori : April 8, 2006 11:59 PM | トラックバック