長い年月、永遠を指す言葉として、「未来永劫」という四字熟語がある。
先日、「劫」の意味を初めて知った。
かなりうろ覚えだが、内容は以下の通り。
■千年に一度、千里四方の岩に舞い降りる鶴がいる。
■鶴は着地の衝撃で一枚の羽根を岩に落とす。
■羽根が落ちた際、岩の表面がミクロ単位で削れる。
■千年鶴の次回の来訪は千年後の上に、毎回羽根を落とすとも限らない。
■上記内容を地味に繰り返し、最終的に千里四方の岩は跡形も無くなるという。
■千年に一度の羽根一枚落とし祭りで。
■これを「劫」という。
確かに有限的な逸話ではあるが、かなり無限に近くて気が遠くなる。
そして、明日の仕事がどうでもよくなる。
NHKスペシャルを観た後の感想に近い。
(了)
投稿者 yoshimori : May 24, 2006 11:59 PM | トラックバック