神宮球場。
18時とはいえ、まだ陽射しは容赦なく肌を灼く。
不本意ながら座る敵地にて、サイズの違う緑色の傘を、初めて異文化に触れたかの如く好奇な視線で眺めながらビールの売り子を好みかどうかだけで呼びつけては高額紙幣を与え困らせている。
途中から合流する「存在だけで試合展開を左右する神に近しい」御仁。
戯れに本来の応援席に向かわせてみると、あっさりと点差が縮まり慌てて呼び戻す。
実験的に同じ行動を繰り返すと、やはり自軍は窮地に陥るのだった。
結論:彼が座る側が負ける。
今後とも宜しくお願い致します。
(了)
投稿者 yoshimori : August 19, 2006 11:59 PM | トラックバック