August 20, 2006

『何か電話を戴いたみたいですが』 (第3回)

強迫観念的に国営放送を眺めていると、北と東の学生らが汗と泥にまみれて、炎天下の中走ったり転んだり、金属棒を振り回したり死んだ牛の革を腕に巻いたりしている。

結果を観たら出掛けようとするが、試合は延長を迎え、画面に映る人々の顔と顔が喜怒哀楽に振り回されて痛々しい。

16時現在、未だ試合は続く。
空腹に耐え切れず、外出することにする。

(續く)

結果、延長15回まで同点で再試合決定という。

饂飩で空腹を満たした頃には、オリオンビールを手にしていた。

球児らよ、もう一回!

(了)

投稿者 yoshimori : August 20, 2006 03:39 PM | トラックバック
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