ハウスクリーニングの日、業者が訪ねてくる。
インターフォンが鳴り、ドアを開くと誰もいない。
いや、顔が見えない。
・・・。
いやいくらなんでもその長身具合はおかしいだろ。
絶対頭擦ってるって、天井に。
例えば長身で知られる布袋の兄貴に会ったとしても、「やっぱでけえなあ、布袋は」ぐらいの感想しか持たないが、少し常軌を逸した縦の伸びっぷりは脅威的だ。
しかも、快活・明朗・爽快な人格を演出しており、その風貌においての気苦労を思うと痛々しい。
じゃあ、六時に。
「はいっ、六時までにはお部屋をぴっかぴかに致します!」
嗚呼、201センチ。
(了)
投稿者 yoshimori : August 27, 2006 11:59 PM | トラックバック