中華料理店で餃子とビールを注文する。
厨房から聴こえてくるのは、北京語、タイ語、英語、そして日本語。
それでは時間を追って発せられる言語を聴いてみよう。
①客が入店する 「いらしゃいませー」 → 日本語
②ホールから厨房へ「三名様、三番です」 → 英語
③客のオーダーを厨房へ伝える 「レバニラ一丁~」 → 北京語
④一部従業員同士が雑談 「明日、成田に行く」 → タイ語(たぶん)
⑤オーナーが出勤する 「お、チェンちゃん、今日もxxxx(不明瞭)だねえ」 → 日本語
⑥一部従業員同士が賄い食についてコメント 「(内容不明)」 → 北京語
⑦定食に付くライスの盛りを待つホールの女の子のひとりごと → (言語不明)
カウンターの奥にはヒットマンみたいな装いの客の男が、かわいい着信音の後、電話相手に怒号を浴びせている、関西弁で。
思い描いていた近未来像だ! (違うと思う)
(了)
投稿者 yoshimori : October 10, 2006 11:59 PM | トラックバック