Nスペを観ている。
『ドキュメント北朝鮮 第3集 核をめぐる戦慄』
村上春樹『羊をめぐる冒険』に似ていると思ったが、「をめぐる」だけだ。
ヲメグル。
内容は、北朝鮮が金日成時代から核研究しているという事実をアメリカは監視し続けているらしく、最近は調子付いてNPT(核不拡散条約)脱退なんかしてはっちゃけてるみたいなのでここはひとつ駄目出ししとくかというもの。
当時、ソヴィエト連邦より核融合の技術者招き、物理学専攻の学生らに技術指導・施設運営を要請していたというが、「これだけは譲れない」という姿勢で北朝鮮側が提示した核施設の呼称が、
「家具工場」
って、不自然過ぎるだろう。
雑だなあ、君ら。
その一方、NPT脱退前、強制査察を前にし、急遽核施設を壁で囲い、「軍事施設」として隠蔽。
「国家機密をさらす国がありますか」という逆ギレ姿勢の方が説得力はある。
(了)
投稿者 yoshimori : November 5, 2006 11:59 PM | トラックバック