部屋にひとりでいるとー、
バスルームから物音がする。
水滴にしては多いな。
たたきつける水音のリズムが一定だ。
ちょぴんくん?
・・・。
ぴちょんくんだった。
しかも水道局かその辺のキャラと思いきや、ダイキンだった。
妖怪でいうと、属性「現象の説明」、みずもらし。
水を大事に使わない子どもの足の皮を剥く、訳もなく剥ぐ、剥いて喰う。
勝手に付けた、いま付けた。
バスルームに行くとー、
夥しい量の水滴が、鍾乳洞を形成するが如く天井から落下している。
あらやだ、歯を磨くだけで、髪にワックス付けるだけでずぶ濡れかしら。
おそらく、階上の水回りの不備で漏れているのだろうが、特に被害もないので放置。
管理人に説明するのも面倒だからという理由でほったらかしに。
今日も何処かで誰かが蛇口を捻っている。
ぴちょん
ひぃ。
(了)
投稿者 yoshimori : November 17, 2006 04:44 PM | トラックバックそろそろ事務所に電話しないとなあ。
ああ、まだぴちょんていうてる。