February 11, 2007

『高田純次と呼ばないで』

明治期の文豪、岩野泡鳴を読んでいる。

彼の人間性に着いて行けず、犯罪実録を読むような気持ちで接している。

作中登場する、アウグスト・ストリンドベルヒの

「成り行きが運命」

という言葉だけが胸を打つ。

泡鳴自身は、「消極的、死滅的放浪の程度」という評価ですが。

(了)

投稿者 yoshimori : February 11, 2007 11:59 PM
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