14時を過ぎた頃から咳とくしゃみが止まらなくなる。 涙目に目薬、喉の痛みにのど飴、洟とティッシュの山。
花粉症だろうか。 同情を寄せる同僚から薬をもらう。
これ、風邪薬だけど。 そうね、風邪かもしらんからね。
服用。 ついでに痛飲。
深夜に帰宅後、劇的な寒気に襲われる。 風邪の初期症状であることに気付く。
「ただの花粉症ですからっ!」と豪語していた己を恥じる。
(了)