睡眠時間が圧倒的に足りないまま、老体に鞭打つ如き全身運動を経て、日も高いうちから痛飲。
挙句、日中の気候のみを信じてTシャツのままぼんやりしていると、日陰で鳥肌を立てる結果に。
One Love Jamaica Festival
(手前は知らないひと)
ジャマイカと日本、今年で国交樹立43周年という、節目何だか何なんだかよく分からない微妙な数字を掲げたイベントに参加。
ジャマイカン料理を出す屋台前で焼かれているジャークチキンが放つおびただしい白煙や、目が据わったラスタな兄貴が放つ何だかイリーガルそうな香りから逃れるように人波を押し分け、観光客が棄てるゴミの為に永遠に世界遺産と認定されない地域の住民の気持ちが痛いほど理解できる散らかしっぷりに辟易しながら、園内の芝生に陣取るほんもののボブの隣で酒盛りしていると、フェスタの趣旨にもある平和や環境を半ば強制的に考えざるを得ない。
レゲエが流れる会場にて、マリ共和国帰りという女子が持つ現職マリ大統領の顔がプリントされたトートバッグを眺めながら、キリンビールを飲んでいると、日本人であることを実感する。
昼寝の後、寒さに勝てず撤収。
ほんものボブが着るジャージが格好よくて、何処で売っているのか気になったが、間違いなく彼の趣味ではない上に、訊いたところで望んだ回答があるとは思えないので諦める。
One Love!
(了)
投稿者 yoshimori : May 20, 2007 11:59 PM