【ファム・ファタール Femme Fatale (2002)】
カンヌ映画祭の会場にて総額1千万ドルのダイヤがあしらわれた黄金の蛇ビスチェを身に着けるモデルを誘惑し、予め用意した偽物と順調にすり返るも、何を焦ったか護衛を射殺する男を裏切って逃走する女、偶然教会で居合わせた老女に実の娘と間違えられ追われ、挙句ダイヤを探す男に首絞められてホテルの吹き抜けから突き落とされ、娘の部屋に運び込まれバスタブに湯を張ってくつろいでると本物の娘が帰宅し、やっぱり自分とそっくりな娘は目の前であっさり自殺してしまい、倒れた横にアメリカ行きの航空券とパスポートを発見し、とりあえず新しい身分で渡米しようと偶然隣席に居合わせた男に適当な身の上を話して盛り上がり、果ては結婚し、7年後にパリ在住アメリカ大使夫人となって再びフランスへ帰るも、例のビスチェ強奪の件で裏切った犯罪仲間は執拗に追いかけてきて、公然に姿を現さないとされた大使の妻を追うパパラッチを誘惑し誘拐犯に仕立て上げ、夫である大使から身代金を奪う計画中に、大使と共にパパラッチも射殺して、さて逃げようかと身代金を手にするも、かつての犯罪仲間にセーヌ川に放り投げられる。
で、冒頭のバスタブのシーンへ。
自分とそっくりな娘が拳銃自殺しようと銃口を頭に向けた手を止める女、かつての習慣で奪った銃を娘に突きつける。
「夢を見たの。あなたはこのチケットでアメリカへ行くの。隣の男があなたを幸せにするの」
7年後、前述のモデルは女にスーツケースを渡した後、女の元犯罪仲間に捕らえられるも、偶然走行を誤ったトラックは彼らを交通事故で葬り去り、偶然パパラッチと女はロマンスの始まりみたいな出会い方をして終劇。
って何だこれ。
5年前の作品に対して今更あれこれ言うのもあれなんでこのくらいにして、今日いちにちの行いを反省しようと思う。
(了)
追記:
音楽担当は坂本龍一なのだが、ラヴェル作曲『ボレロ』にしか聴こえない。
あー
これちょっと観たいなー と当時思っていたのです.
よっく分かりました.
ありがとうごじゃりますぅー.
私、
反省の日々を粛々と送っております。
先日も、反省すべき事、
多々あったと自負しております。
反省に関しては負けません。
というよりも、
僕から反省を取り上げないで下さい。
宜しくお願い致します。
って、このコメントにも反省です、、、
えー、世間では「反省だけなら猿にでも出来る」という金言が御座いましてぇ、まああれでしょうな、
オイ熊っ、そんなところで突っ立ってねぇでこっち入ってきな、
あ、今のはひとりごとです。
いやー、参っちゃいますねぇ。