五合目にて
ほんとうに行ったのかと問われれば実は自信が無い。
あれは全貌を目視してこそ初めて達成される行事だと信じて止まない為だ。
先入観が憎い。
土産だけでは済まされない、何か実感の欠けるあれの印象。
山開き当日として、高山であるにも関わらず神輿を背負った薄手の地元民が掛け声と共に登山道を登ってゆく。
何か失われた大陸に暮らす部族を眺めるような視線を投げかけていることに気付き、山頂へと双眸を向ける。
和太鼓と西瓜、夏らしい季語には違いないが、気温が10度に満たないことを除けば、時節はまっこと正しい。
※誰もが疑う証拠としかなり得ない画像ばかりだったことを予め断っておきます。
(了)
投稿者 yoshimori : July 1, 2007 09:59 PMえ、ほんとに?
え、どういうこと?
え、どうだったんですか?
心の準備さえもされていないご様子でしたのに?
あぁ。
スイカ食いたい。
つーか、この画像。一体…。
>onozu様
拉致という行為を体現致しました。
いうても真夜中、車に乗り込んだ瞬間、四谷店長からビールを渡され、
「ああ、私の役割は運転ではないのだな。飲む係りに相違ない」と悟りました。
根拠の無いマイナスイオンだけ浴びて、酒を飲んでいたことは覚えています。
>まるこ様
気温は低いのに全然冷えてなさそうな、西瓜でした。
信じないかもしれませんが、奥に見えるのは山頂です。
和太鼓はひとつ持って帰りました。
はっぴ姿の若造が物凄い形相で追ってきましたが、レンタカーの硬いところに少し当てて逃げました。
NHKのニュースには取り上げられなくてひと安心です。