午後になって突如物凄い疲労感に襲われ、加齢によるあれか寄る年波によるあれかと激しく狼狽するも、時間の経過と共に通常通りな体調に戻り、兎にも角にも胸を撫で下ろす。
前日の行動を省みるも、特筆すべき点は何ひとつ無く、ただただ降って涌いた災難に打ち震えるばかりだ。
あれですか、無料配布の漫画雑誌を通勤中に引き返してまで受け取りに行くとか、
最寄り駅から近いアピールとして雨の中を傘も差さずに往復しつつも置き傘を物色するとか、
目当ての雲呑麺をすする目的で急勾配な上り坂を走るように駆け上がって到着時には何にも口にしたくないと激しく後悔するとか、思うところは多々あったりするのだが、
ああなるほどと膝を打つ事象がひとつ。
ひっさびさにのんだくれていないのが昨日だったと気付き、知らなければ幸せだったと今日もまた散財を促す為に足を運ぶのだった。
(了)
投稿者 yoshimori : July 18, 2007 11:59 PM