曇天の中、第三京浜で多摩川を越え越境。
約束の地、江ノ島を目指す。
桑田圭祐の唄うところの「江の島がみえてきたー」のだが、
実際に「俺の家も近いー」のだろうか
「ゆきずりの女なんてー夢を見るよに忘れてしまうー」のだろうか
写ってはいないが、今海から上がりました的にずぶ濡れた若造が前を歩く
濡れた水着は涼を呼ぶどころか薄ら寒く、明らかに一銭も持っていない様子
江の島弁天が誘う青銅の鳥居、潮風に晒され200年
朱の鳥居の両脇には長堀検校寄贈の狛犬が鎮座する
長堀先生は、ギター教室のひとでしょうか
竜宮城を模したという瑞心門
伝統あるメルヘン思考と思いたいが、浮世の煩雑さから離れたいばっかりの現実逃避なテンションもまた否めない
駐車場より我々のレンタカーを探す
「あ、あの煙出てるのがそうじゃない?」
「ほんとだー。って、どうやって帰るんだよ!」
楽しい思い出が一瞬にして惨劇に。
レンタカーは慎重に選びたい。
(了)
追記:
煙の件は嘘ですが、車輌に不備があったことは否めません。
行楽の季節、ご自愛ください。
ふつーに階段しんどいですよね
Posted by: maki : July 24, 2007 12:32 AM階段しんどい。
老人が利用すると思われるエスカーって上に行くと有料になるのを知り、観光地的追込み漁法なのかと愕然としたものです。