義盛記

『御社、賽銭が磁場異常で放物線上に飛ばない』

本日より3日間の年休をもらっている。
盆まっしぐらということで、里帰りを決意。

浜松町より東京モノレールにて羽田空港へ。
思ったより混雑はしていない。
とってつけたような土産を購入し、搭乗口へと急ぐ。
空腹のあまり、土産に手を付けかけるが思いとどまる。

混乱はないものの到着は遅れ、地元空港へ。
特に迎えもないので、バスにて最寄り駅を目指す。

暑いのでビール。
ついでに昼食。

JRでまっすぐ帰宅するのも旅情も無く興醒めなので、地方鉄道を利用しようと駅を目指す。

JRでは3駅320円なのに地鉄は十数駅で590円

誰もいない

人件費削減の為か運転士は車掌も兼ねて切符を拝見する

実家最寄り駅に到着。
真っ直ぐ帰宅してもすることもないので近所の神社で涼む。

鳥居の遥か上の大木の枝で鳶が鳴いている

木陰は涼しい

気が付けば小一時間眠っていた。
実家に帰り流した汗の分だけビールで補おうと荷物を背負い直すのだった。

（了）

投稿者 yoshimori : August 13, 2007 11:59 PM