NHKを観ている。
噺家、柳家 喬太郎の演目、『午後の保健室』に衝撃を受ける。
<登場人物>
遠藤:生徒会長
山崎:校長
先生:校医
カラダの不調を訴える遠藤は保健室へ赴き、校医の言われるがままにベッドへ横になる。
遠藤は15歳にして、古典落語の「御隠居」口調。
会話するだけで疲労感に襲われる校医は、「もっと年相応な話し方をしなさい」と注意するもスルー。
そこへ突然開けられる扉、這い入ってくる男、
「超いってぇー、まじありえねぇー。先生よぅ、俺よぅ、胃腸が超痛えぇんだよ、何とかしてくれようぅ!」
男、実は校長。
遠藤:「何だ、山崎、お前は胃と腸の区別も付かんのか。まったく、困りますなあ先生、山崎は。はっはっはっはっは」
山崎:「うっせぇっ、遠藤! お前2年のくせに! お前退学な、俺決めた、今決めた。俺の権力でおめーぜってぇ退学ぅー、ばーか、ばーか」
遠藤:「はっはっはっはっは。面白いのう、山崎は」
何か複雑な構成のまま、実は若い女医と思われていた校医、実は還暦過ぎと判明して終了。
他、持ちネタとして『東京ホテトル音頭』なるオリジナル曲があるようだが、間違いなくNHKでは放映できない。
師匠の今後の展開が気になる。
(了)
投稿者 yoshimori : August 26, 2007 11:59 PM