終電ではない時間に帰宅。
裏口より階段を上がり、自室を目指す。
自室と同じ階の何処かで何か窮屈なうめき声。
「おーい」
あ、先輩。
「出してくれ」
いや、無理っす。
「頼むから」
ほんと勘弁してください。
「あれやるから」
何を? ていうか何もらっても無理っすよ。
「冷てえな」
だって、そこ知らないひとんちですよ。
「義理も人情もないのかい」
んー、それを全面に押し出されても。
「お前の鍵で開くぞ」
まじすか? いや、ありえないっす。
「建物全体で共通だぞ」
それはないですってば。
「ったく、小心だなあ」
もうそれでいいですよ。じゃあもう行きますから。
「知ってるぞ」
な、何をですか。
「教えてやるから開けろ」
何を知ってるんですか!
「しかしお前もひどいよなー」
し、知りませんよ。もう行きますから!
「あっ、おーい! 知らないぞ、ここに住めなくなるぞ!」
うう。
以後、眠れない日々を過ごす予定。
(了)
投稿者 yoshimori : September 27, 2007 11:15 PMか、か、か、かわいいぃぃぃぃぃ
Posted by: いわっちょ : September 29, 2007 01:22 AMやつは悪魔です。
Posted by: 義盛 : September 29, 2007 12:18 PM閣下、つい人の姿を維持できなくなりましたので、猫の姿でお邪魔しました。大変失礼致しました。
Posted by: hyde先生 : September 30, 2007 03:46 AMお前かーっ!
Posted by: 義盛 : September 30, 2007 10:29 PM