痛飲の果てに讃岐饂飩な店に立ち寄る。
釜玉をオーダーし、席で待つこと数分。
いつ揚がったかも分からない茄子天に生姜を添えて割り箸で突付いていると、茹で上がった饂飩が運ばれてくる。
天かすと刻み海苔をこれでもかと放り込み、既に日付が変わっていることすら忘れるかのように掻き込んで完食。
水差しから冷えた水を注ぎ、爪楊枝を一本取り出したところで記憶が途切れる。
・・・。
気付けば、四人席の壁際の椅子に横たわって気絶している様子。
壁時計が告げるのは、午前3時。
既に膳は卓上から持ち去られている。
疲労か深酒か、いや老化だろうと結論付け、店を後にする。
時節柄、屋外でこれをやらかすと確実に死にます。
ご自愛ください。(誰が?)
(了)
投稿者 yoshimori : December 18, 2007 11:59 PM