13:00
15年来付き合いのある知人の結婚式当日、舞浜での挙式の時刻を今更ながらに確認。
「日時:1月19日(土曜日) 午後2時30分(開宴)」
開宴? 式を「開宴」とは言わないだろ。
何か厭な感じがしつつ、招待状の内容を再読していると、小さい紙片がはらりと床に落ちる。
何だと拾い上げて、眺めてみる。
「追伸 なお結婚式にもご列席賜りたく
当日午後1時5分までに式場前に
お越しくださいますようお願い申し上げます」
「挙式 午後1時15分」
はい、終了~。
式、間に合いませーん。
スピーチを断った上に、式にも出ないなんて、何て不人情だろう、よよよ、と急ぎ外出。
14:00
面接会場に到着、って取り乱し過ぎ
式場のあるホテル
ネズミに招かれて入場
白いタキシードを来た新郎にトイレにてうっかり遭遇。
用を足している新郎に祝辞を述べつつ、謝罪を。
あああああにきぃぃぃぃぃぃ、すまねえええええなああああ。
泣き落としはあっさりとスルーされ、披露宴が始まる。
14:30
おしぼり職人、匠の技
「オプションでネズミが2匹まぎれこみます」
■ズワイ蟹と百合根のシャルロット 丹波黒豆のムースとアボカドのムース トマトのリレッシュ添え
■ハマグリと真鯛のスープ 季節の青菜添え ジンジャーの香り
うっかりスープ到着前に完食した為に具は写り込んでいない。
■オマール海老と北海道帆立貝のポワレ グリーンマスタードクリームソース カブと柚子のリゾット
■南海梅のソルベ
■牛フィレ肉のロースト 長葱の黒酢ソース 海苔バターと茸のソテー添え
「しんでえあよー」(口に何かが入っていて言えてない)
■クリスタルプリンセス ワイルドストロベリーのムースとホワイトチョコレートのムース アプリコットソルベ添え ライム風味のブルーソース
■コーヒー、プティフール、ウェディングケーキ
いやいや、甘露甘露。
やはり夢と魔法の国は、演出が違いますな、憎いですな。
さようなら、舞浜。
あ、新郎新婦の写真撮るの忘れた。
(了)
追記:
おめでとうございます。
干支がひとまわりも下の嫁を大事にしたってください。
物理的な手伝いは一切しておりませんが、陰ながら見守らせて頂きます。
今後とも宜しくお願い致します。