過去の画像データを整理していると、
チュニジア、モロッコ、エジプト、レバノン、トルコ
という地中海沿岸諸国の名が付いたフォルダを発見する。
日付を見ると、「1925年2月17日」とある。
83年と2日前に何があったのだろうか。
何の日だろうかと調べてみると、
「ハワード・カーターがエジプト、王家の谷でツタンカーメンの王墓を発見」した日という。
そんな名の知り合いはいないはずだと思いつつ、日付とフォルダ名が符合していると妙に得心して画像を開く。
画像が古いせいか、ひどく不鮮明なのは容赦願いたい。
各画像のキャプションは、古文書に記されたメモからの抜粋。
■ホムス(ひよこ豆のディップ)、ババガヌージ(茄子のディップ)、マズメ・サラタス(辛い細切り野菜のディップ)、サラダ・ドゥ・プループ(蛸のハリッサ和え)等
■鶏のレバー
■シシ・ケバブ、若鶏・仔羊のクスクス
他数点の画像は破損していたので、メモのみを転記しておく。
■ムサカ (茄子とひよこ豆のオーブン焼き)
■ピタ
■シガラ・ボレイェ (トルコ風春巻)
■ターメイヤ (空豆のコロッケ)
■ゲロアンヌ・グリ (モロッコ産ロゼワイン)
■メディア (アルジェリア産赤ワイン)
■トゥラサン・カッパドキア (トルコ産赤ワイン)
チョコレートのプレートに記された名前は見えないが、ハワードの誕生日だったろうか
80年以上も前の画像に適切なコメントは付けられないので、今宵はここまで。
何だか分からないけど、とにかくおめでとう、ハワード!
(了)
投稿者 yoshimori : February 19, 2008 11:59 PM