今月に入ってから徒歩で帰宅している日が多いことに気付く。
日を追う毎に花が開き始めるを眺めるのが楽しいのか、ある種の現実逃避なのかは不明だが、度を越した回数であることは否めない。
川沿いに浮かれ気分で吊り下げられる赤い提灯が掲げられる頃、人の往来も増え始め、さっきまでおされを売りにしていたはずのカフェや雑貨店ですら、店頭で缶ビールを法外な価格で売り、アウトドア用のBBQコンロに火を入れて、出来合いの焼き鳥の串を煙に巻かれながらくるくると回している様子。
踊らされんな、特にガイジン。
元来車道であるから、当然ブルーシートをどうにかするスペースも無く、三畳一間以下の隙間に男女六人ぐらいが、何でここにいるんだろうって顔をしながら酒盛りしている様子。
無理すんな、特に女子。
散り急ぐ花好みとしては、歩き酒は自粛して、桜吹雪を待とうじゃぁねぇか。
(了)
投稿者 yoshimori : March 27, 2008 10:45 PM